『DADDY PLAYS THE HORN』(以下『ダディ・プレイズ・ザ・ホーン』)と来れば,デクスター・ゴードン・ファン以外にとっては,とってもチャーミングなジャケット写真の名画であろう。管理人もこのジャケット写真が大好きである。 しか〜し,デック ...
デクスター・ゴードン / ゲッティン・アラウンド
『GETTIN’ AROUND』(以下『ゲッティン・アラウンド』)は名盤である。 ただし,デクスター・ゴードン名義の名盤というわけではない。ジャズに崇高なアドリブ芸術など求めない,純粋に「リラックスして楽しむのがジャズ」と考える音楽ファンに打ってつけの ...
デクスター・ゴードン / アワ・マン・イン・パリ
『OUR MAN IN PARIS』(以下『アワ・マン・イン・パリ』)の『OUR MAN』とはデクスター・ゴードン。 そう。『アワ・マン・イン・パリ』とはデクスター・ゴードンのパリ・セッションのこと。 だから『アワ・マン・イン・パリ』は,いつもの(ア ...
デクスター・ゴードン / ゴー!
デクスター・ゴードン自らが公言する“最高傑作”が『GO!』(以下『ゴー!』)である。 デクスター・ゴードン自らが『ゴー!』を“最高傑作”と公言したくなる理由も理解できる。『ゴー!』こそがデクスター・ゴードンの“ジャズメン・シップ”の生きた証しなのだから ...
デクスター・ゴードン / ドゥーイン・オールライト
デクスター・ゴードンと言うと“ワンホーン”のイメージが強い。映画「ラウンド・ミッドナイト」での,椅子に腰掛けながらの演奏シーンがイメージとして強く残っているから。 映画「ラウンド・ミッドナイト」を見ていないデクスター・ゴードン・ファンの中にも,デックス ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング / SMILE
『DEXTER CALLING...』の7曲目は【SMILE】(以下【スマイル】)。 喜劇王チャーリー・チャップリンの名バラード【スマイル】であるが,ジャズ界のロング・トール王=デクスター・ゴードンは,成功へのバラードの歩みを捨て,ミディアム・テンポでの熱 ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング / ERNIE'S TUNE
『DEXTER CALLING...』の6曲目は【ERNIE’S TUNE】(以下【アーニーズ・チューン】)。 【アーニーズ・チューン】では,デクスター・ゴードンの中に住む「天使(アルト・サックス)と悪魔(テナー・サックス)」が同時に顔を出している。 イ ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング / CLEAR THE DEX
『DEXTER CALLING...』の5曲目は【CLEAR THE DEX】(以下【クリア・ザ・デックス】)。 【クリア・ザ・デックス】は,タイトル通りの「デクスター・ゴードンの魅力“剥き出し”」ナンバー。後乗り+デックス節の大炸裂である。 イントロか ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング / THE END OF A LOVE AFFAIR
『DEXTER CALLING...』の4曲目は【THE END OF A LOVE AFFAIR】(以下【情事の終わり】)。 ミディアム・テンポでスインギーな【情事の終わり】に,不適切な関係の後ろめたさは感じない。切れそうで切れない。離れようとすればする ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング / I WANT MORE
『DEXTER CALLING...』の3曲目は【I WANT MORE】(以下【アイ・ウォント・モア】)。 これぞ「後乗りのデックス」の真骨頂! 【アイ・ウォント・モア】には,4人の細やかな“決まり事”が見え隠れするが,デクスター・ゴードン1人が「後乗り ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング / MODAL MOOD
『DEXTER CALLING...』の2曲目は【MODAL MOOD】(以下【モーダル・ムード】)。 【モーダル・ムード】のタイトル通り,モード・イディオムを用いてはいるが,その中身はムードだけが“モード風”のハード・バップである。 デクスター・ゴード ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング / SOUL SISTER
『DEXTER CALLING...』の1曲目は【SOUL SISTER】(以下【ソウル・シスター】)。 【ソウル・シスター】を聴くと,いつでも身体に電流が流れる思いがする。熱演ではない。小粋なブルースである。しかしだからこそ“しびれて”しまう。 ここは ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング
師走。歳末。流行語大賞の発表である。 2005年の流行語として「ちょいモテオヤジ」が選ばれた。「ちょいモテ」って,本当に流行っているのか? 「ちょい不良(ワル)」のような気がするが…。 「ちょいモテ」「ちょい不良(ワル)」の真偽は置いといて,管理人が ...