スガダイローという人は,単なる“ジャズ・ピアニスト”ではない。「新しい音楽の発明家」だと思う。 『スガダイローの肖像・弐』の斬新な音楽性は,フリー・ジャズからはみ出ただけでなく,ジャズというカテゴリーをも超えてしまっている。 『スガダイローの肖像・弐 ...
スガダイロー / スガダイローの肖像
『スガダイローの肖像』を買ったのは『スガダイローの肖像・弐』の後だった。『スガダイローの肖像・弐』が超。お気に入りで,これはと“一匹目のドジョウ?”を狙って買った。 結果は「…が,しかし」。でも『スガダイローの肖像』を買って良かった。なぜなら『スガダ ...
スガダイロー / 黒船・ビギニング −須賀大郎短編集−(下)
スガダイローのフリー・ジャズは,音楽という視点で捉えるよりもエンターテイメントとして捉える方が感覚的に近いと思う。 ズバリ,スガダイローの絶対に破綻しないフリー・ジャズ=アメリカン・ヒーローもののようである。 途中でどんなにやられようが最後には正 ...
スガダイロー / 坂本龍馬の拳銃 −須賀大郎短編集−(上)
『坂本龍馬の拳銃 −須賀大郎短編集−(上)』と『黒船・ビギニング −須賀大郎短編集−(下)』に衝撃を受けていた時期だから2009年頃の会話のパターンはこのようなものだった。 ジャズ仲間と会う。「セラビーの最近のお奨めは?」となる。「スガダイロー」と答える ...