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カテゴリ: CD批評:シ:JIMSAKU

 『MEGA db』と来れば“ドラムンベース”が代名詞。当時流行していたドラムンベースを「生でやったらどうなるか」をコンセプトにしてサンプリングやシーケンサも大胆に使用したクラブ・サウンドが代名詞。  しかし『MEGA db』を聴いて感じたのは“流行の ...

 『DISPENSATION』は,フュージョンではない。インストではない。本来のジンサクのアルバムではない。  そのような批判があることを全て承知の上でここに宣言する。管理人は『DISPENSATION』が大好きだ。『DISPENSATION』がジンサク ...

 『BLAZE OF PASSION』(以下『ブレイズ・オブ・パッション』)は“縮小傾向”が続いていたラテン・フュージョンの「終焉」を宣言した実験作。  本当に「終焉」したのかどうかは『DISPENSATION』と『MEGA db』を聴いて初めて分かっ ...

 前作『WIND LOVES US』より「トレードマーク」であったラテン・フュージョンの“縮小”キャンペーンを始めた「中期」ジンサクの名盤が『NAVEL』(以下『ネイブル』)である。  いいや,これでは過小評価だ。『ネイブル』こそジンサクの“裏”名盤。こ ...

 『WIND LOVES US』(以下『ウインド・ラブズ・アス』)を皮切りに『NAVEL』『BLAZE OF PASSION』と続く「中期」ジンサク3部作の特徴は“淡々しい”ラテン・フュージョン。  では“濃厚”ラテン・フュージョンの追求はやめて「中期 ...

 “ジンサク絶頂期”のライブ盤『VIVA!』の評価は星4つ。何とも惜しい星4つ。  星4つにした理由は決まっているではないか! だってジンサクのライブ盤だというのに櫻井哲夫のベース・ソロと神保彰のドラム・ソロが削られているではないか!  え? これって ...

 付け焼刃で見切り発車だったデビュー・アルバム『JIMSAKU』は置いといて,メンバーの固定化でジンサク独自のアイデンティテイが確立された『45℃(FORTY−FIVE DEGREES)』〜『JADE』で,カシオペア本体と肩を並べた“ジンサク絶頂期”のラ ...

 『JADE』(以下『ジェード』)は『45℃(FORTY−FIVE DEGREES)』の“延長線上”にある名盤である。  『ジェード』の魅力は「ジンサク・サウンドの整理整頓」。『ジェード』でジンサクの目指すラテン・フュージョンが確立されたと言える。   ...

 ジンサクのデビューCD『JIMSAKU』は,ラテン・フュージョンには違いないが,アンデス山脈における「コンドルは飛んでいく♪」的な“涼しい高冷地”でのラテン・フュージョン。  やっぱりラテン・フュージョンと来れば松岡直也や熱帯JAZZ楽団のような“灼熱 ...

 管理人は黄金期のカシオペアなら野呂・向谷派ではなく,櫻井・神保のジンサク派である。  しかし,だからといってジンサク名義のアルバムが好きかというとそうでもない。アルバム単位で比較するならジンサクよりもカシオペアの方が好みである。  要はカシオペア黄金の ...

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