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カテゴリ: CD批評:サ:桜井 哲夫 (櫻井 哲夫)

 『IT’S A JACO TIME!』(以下『イッツ・ア・ジャコ・タイム!』)を聴いていて,これはジャコ・パストリアスではなく櫻井哲夫の「JACOトリビュート・バンド」の演奏だと何度も確認しなければならなかった。  そうして自分を言い聞かせないと,本当 ...

 ベーシストが自分のベース・サウンドを前面に押し出したアルバムとして,ジャコ・パストリアスには『ジャコ・パストリアスの肖像』が,マーカス・ミラーには『ザ・キング・イズ・ゴーン』があるように,櫻井哲夫には『TALKING BASS』(以下『トーキング・ベー ...

 『21世紀の扉』〜『ジェントル・ハーツ』〜『GENTLE HEARTS TOUR 2004』〜「TETSUJINO」名義の『ダブル・トラブル』で積み上げてきた櫻井哲夫とデニス・チェンバースとのコラボレーション『VITAL WORLD』(以下『ヴァイタル ...

 『TLM20〜LIVE MEMORIES IN 20 YEARS』で「デビュー20周年記念」を飾った櫻井哲夫の「デビュー30周年記念」盤が『MY DEAR MUSICLIFE』(以下『マイ・ディア・ミュージックライフ』)。  『TLM20〜LIVE M ...

 『ブラジル・コネクション VOL.1』の続編である『BRASIL CONNECTION VOL.2』(以下『ブラジル・コネクション VOL.2』)のハイライトはライブ後半戦の大盛り上がり。  『VOL.1』と『VOL.2』の性格の違いはこうである。『ブ ...

 櫻井哲夫にはいいブレーンがいないようだ。企画が練られていないようだ。  『GENTLE HEARTS』の後に『CARTAS DO BRASIL』。『GENTLE HEARTS TOUR 2004』の後に『BRASIL CONNECTION VOL.1』 ...

 『CARTAS DO BRASIL』の次に『GENTLE HEARTS TOUR 2004』がリリースされることになった。  櫻井哲夫の「ブラジル路線」が気に入った後に,イマイチだった『GENTLE HEARTS』のライブ盤を出されても…。しかもフォロ ...

 櫻井哲夫“生涯のライフワーク”となる「ブラジル大好き」の1作目となる『CARTAS DO BRASIL』(以下『カルタス・ド・ブラジル』)は,櫻井哲夫の既発オリジナル曲をヴォーカル・ナンバーに仕立てたセルフ・カヴァー集。  カシオペアとジンサクへの提供 ...

 “超絶ベーシスト”櫻井哲夫が“スーパー・ギタリスト”のグレッグ・ハウと“爆裂ドラマー”のデニス・チェンバースを迎えて制作された「フュージョン+ロック+ファンクの混血セッション大会」が『GENTLE HEARTS』(以下『ジェントル・ハーツ』)である。 ...

 “スーパー・ベーシスト”櫻井哲夫の「デビュー20周年記念」のライブ盤『TLM20〜LIVE MEMORIES IN 20 YEARS』とは,カシオペアとジンサク時代の櫻井哲夫のオリジナル集を“演奏しまくる”四部構成のライブ盤である。  その四部構成の内 ...

 カシオペアの脱退〜シャンバラの結成〜ジンサクの結成と,18年間行動を共にしてきた神保彰とのユニット活動が終了。  晴れてソロ活動に専念することになった櫻井哲夫の13年振りとなるソロ・アルバムが『A GATE OF THE 21ST CENTURY』(以 ...

『DEWDROPS』の9曲目は【PROPHET VOYAGER】。  アルバム・ラストの【PROPHET VOYAGER】で,初めて桜井哲夫のベース・ソロが炸裂している。  …といっても超絶チョッパー・ベースのショーケースではなく,指弾きとしての桜井哲夫 ...

『DEWDROPS』の8曲目は【JESTER’S DANCE】。  【JESTER’S DANCE】は,子供が今にも飛び出してきそうなコミカルな音造り?で,全然似てはいないのだが,イメージとしては「ゴースト・バスターズ」っぽい実験作,というよりも音遊びし ...

『DEWDROPS』の7曲目は【VENUS】。  【VENUS】は,子供時代の宝物のような1曲。大事にしていた宝箱を開けたら流れるオルゴールのようなストリングスのような金属弦の音色の響き。なのにどうしようもなくハートフルな響きのバラード。  ゆったりと抜 ...

『DEWDROPS』の6曲目は【EARTH CALLING SPACE】。  【EARTH CALLING SPACE】の聴き所は,大野えりの硬派でハードなヴォーカルと桜井哲夫のフレットレス・ベースの絡みである。  2分6秒から始まる大野えりと桜井哲夫の ...

『DEWDROPS』の5曲目は【TENSION】。  【TENSION】の聴き所は山川恵津子のエロチックなヴォーカルに尽きる。  楠木勇有行がリードする男女ツイン・ヴォーカル・ナンバーなのだが,楠木勇有行は山川恵津子の完全なる「露払い」役である。  1分 ...

『DEWDROPS』の4曲目は【KIMONO】。  【KIMONO】こそが“劇薬”であり『DEWDROPS』の“象徴”である。  実にヘンテコで,聞かなくてもいいはずなのトラックに,なんだかどうしても聞きたくなるし,どうしても気になってしまうしそそられる〜 ...

『DEWDROPS』の3曲目は【NIGHT DEW】。  桜井哲夫のソロ・アルバムに期待していたのは【NIGHT DEW】のような,ギター・フュージョン・ナンバー。  アルバムの楽曲は聴き続けているうちに自然と全曲大好きになったのだが『DEWDROPS』の ...

『DEWDROPS』の2曲目は【IN THE DISTANCE】。  【IN THE DISTANCE】は,カシオペア繋がりの楠木勇有行の朴訥で,しかし優しく語りかけるようなヴォーカルの表情とバック・サウンドの暗めの音造りがチリバツで,ディープでポップな ...

『DEWDROPS』の1曲目は【REFRESH!】。  【REFRESH!】を聴くと,本当に【REFRESH!】できる!  「パー,パーラヤッパッパー,パヤパー♪」のコーラス前のイントロの10秒間だけで気分アゲアゲ! 宮崎全弘のタイトなドラミングと浜口 茂 ...

 『DEWDROPS』については,元カシオペアの桜井哲夫のファースト・ソロと紹介するより,元シャンバラの桜井哲夫のファースト・ソロと紹介する方がふさわしいと思っている。  『DEWDROPS』はテクニカルなインスト・メインではない。『DEWDROPS』の ...

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