『HOW INSENSITIVE』のB面から『IT COULD ONLY HAPPEN WITH YOU』(以下『イット・クッド・オンリー・ハプン・ウィズ・ユー』)へと続くブラジリアン・フュージョンの大名演…。 アイアート・モレイラとフローラ・プリム ...
デューク・ピアソン / ハウ・インセンシティヴ
デューク・ピアソン自身が参加し,作り上げたドナルド・バードの超名盤『ア・ニュー・パースペクティヴ』から5年。 『HOW INSENSITIVE』(以下『ハウ・インセンシティヴ』)はデューク・ピアソンが考える『ア・ニュー・パースペクティヴ』のUPDATE ...
デューク・ピアソン / ナウ・ヒア・ジス
デューク・ピアソンのソロ名義になっているが『NOW HERE THIS』(以下『ナウ・ヒア・ジス』)は「デューク・ピアソン・ビッグ・バンド」の第二弾である。 前作『INTRODUCING DUKE PEARSON’S BIG BAND』からは「あれも ...
デューク・ピアソン / ザ・ファントム
管理人の大好きなデューク・ピアソンが『THE PHANTOM』(以下『ザ・ファントム』)の中にいる。 『ザ・ファントム』の中に,知的なバランサーという表の顔から見え隠れしている,アヴァンギャルドなデューク・ピアソンの本性がこぼれ落ちている。 デューク ...
デューク・ピアソン・BIG BAND / イントロデューシング・デューク・ピアソン・BIG BAND
トリオ,クインテット,セクステット,オクテット,ノネットまでやったデューク・ピアソンの“大編成志向”はまだまだ終わらない。 ついにデューク・ピアソン念願の&デューク・ピアソン待望の「デューク・ピアソン・ビッグ・バンド」の誕生である。 タイトルが良い。 ...
デューク・ピアソン / ザ・ライト・タッチ
トランペットのフレディ・ハバード,トロンボーンのガーネット・ブラウン,アルト・サックスのジェームス・スポールディング,フルートとアルト・サックスのジェリー・ドジオン,テナー・サックスのスタンリー・タレンタインという,超個性派5管フロントの『THE RI ...
デューク・ピアソン / プレイリー・ドッグ
デューク・ピアソン大好き人間として断言しよう。『PRAIRIE DOG』(以下『プレイリー・ドッグ』)でデューク・ピアソンは「一度壊れてしまった」のだと思う。 『プレイリー・ドッグ』で,初期のデューク・ピアソンが逝っている。『プレイリー・ドッグ』こそが ...
デューク・ピアソン / ハニーバンズ
『HONEYBUNS』(以下『ハニーバンズ』)は「デューク・ピアソン・ノネット」名義。デューク・ピアソンをリーダーとする9人編成による6管オーケストラ。中型のコンボと呼んで良いだろう。 3管ハード・バップの『WAHOO』で芽生えていたデューク・ピアソ ...
デューク・ピアソン / ワフー
『WAHOO』(以下『ワフー』)=『和風』である。これはダジャレでも,もっと言えば『YAHOO』でもない。 管理人は『ワフー』を聴く度に,自分がなぜにそこまでデューク・ピアソンが大好きなのか,その理由を再確認させられてしまう。 ズバリ,タイトル・トラ ...
デューク・ピアソン / エンジェル・アイズ
デューク・ピアソンの“幻の名盤”というか“幻のレーベル”「JAZZ LINE」の1枚が『ANGEL EYES』(以下『エンジェル・アイズ』)。 「JAZZ LINE」から正式にカタログとしてリリースされた『ハッシュ!』はまだしも『エンジェル・アイズ』 ...
デューク・ピアソン・クインテット / ハッシュ!
デューク・ピアソンの“幻の名盤”というか“幻のレーベル”「JAZZ LINE」の1枚が『HUSH!』(以下『ハッシュ!』)。 デューク・ピアソンの才能に目を留めたのはブルーノートの「総裁」アルフレッド・ライオンだけではなかった。パシフィック・ジャズ出 ...
デューク・ピアソン / テンダー・フィーリンズ
『PROFILE』でのデューク・ピアソンが,クラシカルなジャズ・ピアニストであれば『TENDER FEELIN’S』(以下『テンダー・フィーリンズ』)でのデューク・ピアソンは,モダンなジャズ・ピアニストである。 『テンダー・フィーリンズ』を聴いている ...
デューク・ピアソン / プロフィール
デューク・ピアソンが大好きである。何が好きって,デューク・ピアソンのハイセンスが大好きである。 作曲家とかアレンジャーとかプロデューサーとか,デューク・ピアソンのハイセンスな活動は幅広いが,デューク・ピアソンの才能をストレートに感じるのは“ジャズ・ピア ...
[CDレヴュー] デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー / READY RUDY?
『SWEET HONEY BEE』の7曲目は【READY RUDY?】(以下【レディ・ルディ?】)。 【レディ・ルディ?】が最高である。こんな曲を目の前で演奏してもらえるのは,ルディ・ヴァン・ゲルダーの人徳であろう。 そう。【レディ・ルディ?】とは, ...
[CDレヴュー] デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー / EMPATHY
『SWEET HONEY BEE』の6曲目は【EMPATHY】(以下【エンパシー】)。 【エンパシー】は,新主流派のトップ・ランナーであるフレディ・ハバードのトランペットとジョー・ヘンダーソンのテナー・サックスの魅力を推し出しつつも,そこにミュート・ト ...
[CDレヴュー] デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー / BIG BERTHA
『SWEET HONEY BEE』の5曲目は【BIG BERTHA】(以下【ビッグ・バーサ】)。 【ビッグ・バーサ】は,3管フロントとデューク・ピアソンのピアノによる「コール・アンド・レスポンス」を伴ったビッグ・バンドっぽいバップ・ナンバーがイケイケ! ...
[CDレヴュー] デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー / GASLIGHT
『SWEET HONEY BEE』の4曲目は【GASLIGHT】(以下【ガスライト】)。 【ガスライト】とは,この曲のイメージにぴったり合ったタイトルである。 けだるいモーダルな世界は,霞がかったガスライトのようで,ハスキートーンのトランペットと霧にむ ...
[CDレヴュー] デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー / AFTER THE RAIN
『SWEET HONEY BEE』の3曲目は【AFTER THE RAIN】(以下【アフター・ザ・レイン】)。 【アフター・ザ・レイン】は,ジャズというよりもジョージ・ウインストン風のニューエイジな名曲である。 ハイライトはデューク・ピアソンのピアノ ...
[CDレヴュー] デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー / SUDEL
『SWEET HONEY BEE』の2曲目は【SUDEL】(以下【スーデル】)。 【スーデル】は,1962年に「JAZZ LINE」からリリースされた『HUSH!』収録の再演である。 【スーデル】の魅力とはとにかくノリの良さである。そしてテーマがキャッ ...
[CDレヴュー] デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー / SWEET HONEY BEE
『SWEET HONEY BEE』の1曲目は【SWEET HONEY BEE】(以下【スイート・ハニー・ビー】)。 ジェームス・スポールディングのフルートが緩〜く飛び出し,それをフレディ・ハバードのトランペットとジョー・ヘンダーソンのテナー・サックスが ...
[CDレヴュー] デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー
『HONEYBUNS』の次は,同じ『HONEY』でも『SWEET HONEY BEE』(以下『スイート・ハニー・ビー』)。 デューク・ピアソンの名盤群の中にあって,管理人の一番の愛聴盤が『スイート・ハニー・ビー』である。 どうですか! 『スイート・ハ ...