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カテゴリ: CD批評:G:ゲイリー・バートン

 『FOR HAMP,RED,BAGS,AND CAL』(以下『グレイト・ヴァイブス〜ハンプ,レッド,バグス,カルに捧ぐ』)は,ゲイリー・バートンが4人のヴィブラフォン奏者へ捧げたトリビュート・アルバムであるが,そんな知識は抜きにしてテイストとしては有名 ...

 純粋にゲイリー・バートンが好きだし,ECMも好きだし,パット・メセニーが大好き!  しかし『RING』(以下『リング』)については評価しない。ゲイリー・バートンの“らしさ”が感じられないし,パット・メセニーの“らしさ”が感じられない。唯一,ECMの“らし ...

 ゲイリー・バートンが“ジャズ・ロックの旗手”として,R&B系の猛者たちとの「異種格闘技」セッションの記録が『GOOD VIBES』(以下『グッド・ヴァイブス』)である。  ゲイリー・バートンが『グッド・ヴァイブス』で対峙したR&B系の猛者たちとは,後の ...

 全員がレジェンドでマスターの集まりである“実力派だからここまでできる”軽いセッション・アルバム『LIKE MINDS』とは全く違う,ゲイリー・バートン&パット・メセニーの続編が『QUARTET LIVE』(以下『クァルテット・ライヴ』)。  『LIKE ...

 ゲイリー・バートン,小曽根真,そうして「新星」ジュリアン・レジ。  『GENERATIONS』(以下『ジェネレーションズ』)とは,そんな三世代のスター揃い踏みの意味なのであろう。仮にそうでないとしても『ジェネレーションズ』の音造りは3者が均等にリーダーと ...

 管理人がパット・メセニー・フリークだからなのだろう。オールスター・セッションの『LIKE MINDS』(以下『ライク・マインズ』)をして,これぞ,パット・メセニーを聴くためのアルバムだと感じてしまう。  勿論,リーダーであるゲイリー・バートンのヴィヴラ ...

 ゲイリー・バートンの凄さとは誰とだって合わせられることだと思う。同じピアノとヴィヴラフォンのデュエットなのに,チック・コリアと小曽根真はまるで違う。  ゲイリー・バートンのヴィヴラフォンとは「リトマス試験紙」!(← ぴったりの例えが浮かびません)  ゲイ ...

 ゲイリー・バートンの“最高傑作”が『ALONE AT LAST』(以下『アローン・アット・ラスト』)である。  『アローン・アット・ラスト』とは,LPのA面がモントルー・ジャズ・フェスティバルにおける圧巻のソロ・パーフォーマンス。B面がこちらも“マルチ ...

 ゲイリー・バートン&キース・ジャレット名義の『GARY BURTON & KEITH JARRETT』(以下『ゲイリー・バートン & キース・ジャレット』)が1971年。  チック・コリア&ゲイリー・バートン名義の『クリスタル・サイレンス』が1973年。 ...

 キース・ジャレット命の管理人。全キース・ジャレット・ファンにとって「完全コレクション」への鬼門の1枚は長らく『ゲイリー・バートン & キース・ジャレット』であった。  世界最高のジャズメン,と言うより,世界最高のミュージシャン=キース・ジャレットのアルバ ...

 『A GENUINE TONE FUNERAL』(以下『葬送』)は,作・演出ともにカーラ・ブレイのアルバムである。  『葬送』におけるゲイリー・バートンの役割とは,ただカーラ・ブレイを「世に売り出す」お手伝いをした。ただそれだけのことである。  よって『 ...

 『DUSTER』(以下『ダスター』)を聴いてイメージするのは,いつもの「ジャズ・ヴィブラフォン奏者」ゲイリー・バートンではない。  そう。巷で語られている通りデビュー当時のゲイリー・バートンの音楽性は,ヒッピーたちに熱狂的に支持されていたチャールス・ロ ...

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