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カテゴリ: DVD批評

 パット・メセニーの「UNITY BAND」 → 「UNITY GROUP」プロジェクトの集大成となるDVD『THE UNITY SESSIONS』(以下『ユニティ・セッションズ』)。  『ユニティ・セッションズ』の映像から「何もそこまでしなくても」的な ...

 「世界一の音楽バカ」であるパット・メセニーが,その「音楽バカ人生」のありったけの経験と情熱を注入して作り上げた“一世一代の音楽プロジェクト”『ORCHESTRION』(以下『オーケストリオン』)についての情報が徐々に入ってきた。  管理人なりに要約する ...

 映像系のDVDをコレクションする趣味はない管理人。  ゆえにT−スクェアのLIVE・DVD『T−SQUARE CONCERT TOUR “TREASURE HUNTER”』もスルーする予定だったのだが,つい買ってしまった。  やはり欲しい。どうしても欲し ...

 自分が「観て・聴いて・参加した」ライブがアルバムになるのは感慨深いものである。  管理人にとって「T−SQUARE SUPER BAND」の“SPECIAL”LIVEのDVD『T−SQUARE 35TH ANNIVERSARY“FESTIVAL”』はDI ...

 セラビーが選ぶチック・コリアの“最高傑作”はチック・コリアのソロ名義での『RETURN TO FOREVER』(以下『リターン・トゥ・フォーエヴァー』)である。  『リターン・トゥ・フォーエヴァー』の大ヒットが,その後のバンド活動へと繋がり,リターン・ト ...

 そのマルチな才能,ゆえに多作家として幾つものプロジェクトを同時進行することで知られるチック・コリアは間違いなく,現代ジャズ・シーンのトップに君臨する1人である。  管理人はチック・コリアを特別に寵愛しているわけではないのだが,毎年リーダー・アルバムが複 ...

 『INTERACTION』(以下『インターアクション』)は,チック・コリア&ゲイリー・バートンによる実に17年振りのデュエット・アルバム『NATIVE SENSE』(以下『ネイティヴ・センス』)リリース直後のライブ・DVDである。  個人的に『ネイティ ...

 『TOKYO SOLO 2002:150TH CONCERT IN JAPAN』(以下『東京ソロ 2002』)でのキース・ジャレットが“ソロ・アーティスト”であるならば『LIVE AT OPEN THEATER EAST 1993』(以下『ライヴ・アッ ...

 キース・ジャレットの『TOKYO SOLO 2002:150TH CONCERT IN JAPAN』(以下『東京ソロ 2002』)を買ったのは2008年の大阪でのソロ・コンサートを見た後のことである。  マイルス・デイビス伝説のワイト島でのライブ映像『 ...

 『LEANING FORWARD』から4年。順調にキャリアを積み上げてきた“ジャズ・ピアニスト”山中千尋2枚目のDVD『LIVE IN TOKYO TOUR 2007 SUMMER』が出た。  この4年間に管理人の趣向も大きく変わり,現在ではアキコ・グ ...

 デビューして1年4カ月。アルバムも『SOLAR』『FINE』の2枚しか発売していない状況でDVD『KAORI KOBAYASHI LIVE』の発売ですよ。しかもニッチな市場のフュージョン・サックス奏者のDVDの発売ですよ。  こんなことってある? こん ...

 『MILES ELECTRIC:A DIFFERENT KIND OF BLUE』(以下『マイルス・エレクトリック〜パフォーマンス・アット・ザ・アイル・オブ・ワイト』)とは,ワイト島ミュージック・フェスティヴァルでの【CALL IT ANYTHING】 ...

 私の記憶が確かならば(by 鹿賀丈史風)…。マイルス・デイビスの晩年のインタビューか何かで,マイルス本人が選ぶベスト・バンドとして,1987年のバンドが選ばれていた。  トランペットのマイルス・デイビス,アルト・サックスのケニー・ギャレット。ロバート・アー ...

 今でこそジャズCDもアルバム1枚での,トータル・コーディネイトの統一感,が重視されているが,その昔のブルーノートやらコンテンポラリーやらサヴォイやらの名盤の多くは,切り貼りだらけの折衷盤であった。  「おいおい,なんでこんなに録音日もメンバーも音質もバラ ...

 『JAZZ FEST.BERLIN 1 NOV.1985』は,マイルス・バンドのライブを“聴くための”DVDである。  やっぱりブート。しかしこれ,元々は放送用のプロショット映像。幾ら家庭用VHSで録画したものだとしても鑑賞目的には堪えられない。画質劣悪 ...

 マイルス・デイビスの復帰と共にスタートしたカムバック・バンド。そのデビュー1年後のロンドンでのライブDVDが『LIVE IN LONDON 1982』)である。  ハッキリ言って復帰後のマイルス・デイビスは,他人の力を借りまくっている。復帰して1年も経 ...

 『CROSS HEARTS』の聴き所は角松敏生プロデュースによる「角松敏生色に染め上がった本田雅人の音世界」であった。  それでDVD『LIVE! CROSS HEARTS』で,どれくらい角松寄りのに振れているのか,気になって買ったみたのだったが,結果は ...

 『1965 JAZZ 1&2』はVHSで発売されていた『JAZZ 625 TRIO Ⅰ』『JAZZ 625 TRIO Ⅱ』をDVD化にあたり1枚にまとめて発売されたもののプロモーション盤である。  ビル・エヴァンスの動画もユーチューブ等で無料で視聴でき ...

 ジャズとフュージョンのハザマをマイ・ブームの波に揺られて行ったり来たりしているパット・メセニー。1990年のパット・メセニーのマイ・ブームは「ジャズ一辺倒」。  デイヴ・ホランド&ロイ・ヘインズの大物と組んだギター・トリオの『クエスチョン&アンサー』に続 ...

 “世界最高峰のベーシスト”&マルチ・プレイヤー&プロデューサーの一人であるマーカス・ミラーは“世界最高峰のエンターテイナー”である。  異論がある? ではマーカス・ミラーのライブDVD『SO WHAT?』を視聴してほしい。討論はその後である。見れば納得 ...

 「ジョー・ザビヌル&ザビヌル・シンジケート」(以下,ザビヌル・シンジケート)は「ジョー・ザヴィヌル&ウェザー・アップデイト」の新装開店バンド。  音楽性も新装開店のリニューアルに合わせてジャズ・ファンク路線から一歩進んだ“無国籍民族音楽”路線へと突き進む ...

 アート・アンサンブル・オブ・シカゴにどっぷりとハマッテ10年。欲しいCDは大抵買い揃えたのだが,それでもなんだか足りない。深い部分で理解できていない思いが拭えない。  この場合の特効薬はやっぱり映像ものでしょう。特にアート・アンサンブル・オブ・シカゴの ...

 ソウライヴ初のDVDが出た! すぐに飛びついて『SOULIVE 1999−2003』を買った!  後で冷静に考えると,こんなものかっ,と思えるのだが,購入当初は内容うんぬんの前に,なぜブルーノートから離れたのか,その疑問で頭がいっぱいになった。  と言う ...

 『LIVE BERLIN』は,初期ウェザー・リポートの“超お宝”ライブDVD。  この時期の映像作品はほとんど皆無。なのに超高画質。しかも抜群のカメラワーク。このテープの存在は衝撃。『LIVE BERLIN』をブートと承知で“最高級の貴重品”と言い切って ...

 ウェザー・リポートのライブDVD=『LIVE IN MONTREUX』は“最高なのに最悪”なDVDである。  何が最高かって? 『LIVE IN MONTREUX』のウェザー・リポートはバンドの“成長期”に当たっている。ライブ・バンドであったウェザー・ ...

 『WEATHER REPORT IN JAPAN − DOMINO THEORY LIVE IN TOKYO 1984』は,1984年の『ドミノ・セオリー』ツアーの東京公演ライブ。過去にLDとしてオフィシャル発売されていた,ウェザー・リポート唯一の“公 ...

 ハービー・ハンコック,ロン・カーター,トニー・ウィリアムスによるハービー・ハンコック・トリオが“表”ハービー・ハンコック・トリオならば,ハービー・ハンコック,ロン・カーター,ビリー・コブハムによるハービー・ハンコック・トリオが“裏”ハービー・ハンコック ...

 『THE SUPER SESSION』(以下『ザ・スーパー・セッション』)でのデヴィッド・サンボーンは,その昔の「スタジオ・ミュージシャン稼業」リターンズ。  某TV番組のホスト役であるがゆえ?ゲストに花を持たせるのがセオリーであろう。ただ分かっていても ...

 ドラムのレニー・ホワイトを中心に集まったのはテナー&ソプラノ・サックスのウェイン・ショーター,ピアノのミシェル・ペトルチアーニ,ベースのスタンリー・クラーク。  どうですか? この超豪華メンバー! これぞ『THE MANHATTAN PROJECT』(以 ...

 「レコードはメニューみたいなものだ。本物が味わえるのはライブだ」。  こう語った“帝王”マイルス・デイビスの「本物中の本物が味わえる」のが,ライブDVD『MILES DAVIS LIVE IN GERMANY 1988』(以下『ミュンヘン・ライヴ 198 ...

 管理人の愛するパット・メセニー・グループの(『コードネームはファルコン』を除いた)12作目『SPEAKING OF NOW』(以下『スピーキング・オブ・ナウ』)は,5年ぶりのアルバムにして大幅なメンバー・チェンジの“新生”パット・メセニー・グループの名 ...

 『BREEZIN’』での【THIS MASQUERADE】の大ヒット以来『WEEKEND IN L.A.』での【GREATEST LOVE OF ALL】や『IN YOUR EYES』での【FEEL LIKE MAKIN’ LOVE】等,AOR系のボー ...

 『IMAGINARY DAY』(以下『イマジナリー・デイ』)とは「架空の日」。  元来,パット・メセニー・グループの音楽の魅力こそ「IMAGINARY」に尽きる。パット・メセニー・グループのアルバムを聴いていると,いつでも映像作品を見ている気分になる。幾 ...

 今でこそユーチューブがあるが,その昔,ジャズメンの映像物は貴重だった。  見たいけど見れない。一体どんな感じで演奏しているのだろう? 若者の想像力は時に現実を凌駕する。それでついに映像物を目にした時,次の2種類の感想に分けられる。そう。「見てよかった」と ...

 “小曽根真の七不思議”の一つが,なぜかライブ盤が出ないことであった。  「ジャズはライブ」に限る。そのことを他の誰よりも小曽根自身が知っているはずなのに…。  そんな小曽根真のライブ盤がついに出た! 「ザ・トリオ」10周年アニバーサリー企画第2弾『ALI ...

 J−フュージョンの2大巨頭,カシオペアとザ・スクェア(T−スクェア)。  永遠のライバル関係にありながら“互いを認め心から尊敬し合ってきた”音楽同士たちである。もはやバンドの違いを越えたところで仲間意識を有している。  これは同じ釜の飯を喰ってきた当人た ...

 “伝説のライブ・バンド”ナニワ・エキスプレスの“伝説中の伝説のライブ”が1986年6月28日,大阪はバナナホールでのNANIWA“解散ライブ”。  解散ライブ当日は高校生していた管理人。バナナホールへ行けるはずもない。翌月のジャズ雑誌に載せられたLIV ...

 『THE ART OF IMPROVISATION』(以下『アート・オブ・インプロヴィゼーション〜キース・ジャレット・ザ・ドキュメンタリー』)は“生けるアドリブ芸術”キース・ジャレット初にして(恐らく)最後のドキュメンタリーDVDである。  正直,管理 ...

 管理人が初めて見たライヴ・コンサートは上京して間もない18歳のこと。1986年の何月のことだったのからもう忘れてしまったが,中学・高校時代の最大のアイドル=カシオペアであった。  夢見た東京ライフの楽しみ事は両手にいっぱいあったのだが,多分,最大の楽しみ ...

 生涯に一度“立ち会えるか”どうかの奇跡のライブ! そのライブを偶然収録することができた奇跡のDVD! それこそ“我らが”パット・メセニー・グループの『THE WAY UP − LIVE』(以下『ザ・ウェイ・アップ〜ライヴ』)である。  『ザ・ウェイ・アッ ...

 T−スクェアのライブが好きだ。終演時には気持ちが“晴れ晴れ”する。  無論,演奏は凄い。しかしこれ見よがしにテクニックで圧倒されることがない。上手く表現できないが,音楽少年に特有の“人柄の良さ”を感じるのである。  ライブに行って良かった。T−スクェアと ...

 自称“独身貴族”の管理人ですから「お見合い」などしたこともなければ,金輪際することもないでしょう。ただし夢の世界,空想の世界,バーチャルの世界では別です。「お見合いし放題」です。  だってTVをつければ,次々とかわいい女の子が登場して来るではありませんか ...

 孔子の格言の一つに「師の跡を求めず,師の求めたるところを求めよ」というものがある。  人は師をお手本にしながらも,つい師のモノマネに終治してまいがちである。しかし,師のモノマネをするだけなら,師を持ち師に教えを請う必要はない。師から教えを請うという行為に ...

『LACH DOCH MAL』『DVD』は【ONE STEP UP】(以下【ワン・ステップ・アップ】)のビデオ・クリック。  【ワン・ステップ・アップ】は,山中千尋のピアノ・ソロ映像!  ジャズ・ファンとしては,ラリー・グレナディアとジェフ・バラードのプレ ...

 管理人は,好きなジャズメンを“徹底的に掘る”のが好きだ。読者の皆さんが,管理人と同じ“コレクター”であるならば,その醍醐味については説明不要であろう。  ただしこれがエスカレートしてくると,集める楽しさを通り越し「全部集めないと気が済まない」といった“脅 ...

 フュージョンの「スゴ腕たち」のスーパー・プレイには聴く者たちを圧倒的する“力”がある。目が点&お口あんぐり状態。「これ,どうやって弾いているの」。  そこで決定的な衝撃! 予想もしない結末! 映像を見て仰天してしまう。椅子に腰掛け,ただ弾くだけでも大変だ ...

『FINE SPECIAL DVD』の3曲目は【GRACE】(以下【グレース】)。  【グレース】での小林香織のテーマは「レディ」! 真剣な眼差し&愁いに沈んだ“大人な”表情。シックな寒色系映像が決まっている。  【グレース】の名場面についていろいろ書こ ...

『FINE SPECIAL DVD』の2曲目は【LOVELY BLOSSOM】(以下【ラヴリー・ブラッサム】)。  「演奏シーンなし」の完全なるアイドル映像は,ブラッサム繋がりで,小林香織主演=松田聖子の【チェリーブラッサム】と思って良い。  南の島での分 ...

『FINE SPECIAL DVD』の1曲目は【KIRA−KIRA】(以下【キラキラ】)。  【キラキラ】こそ,アイドル=小林香織の映像デビュー作! さぞ気合いの入ったPVだろうと期待したが,出来としては“いたって普通”。よくある「客なしライブ」の演奏シ ...

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