『AL HAIG QUARTET』の4曲目は【YOU STEPPED OUT OF A DREAM】(以下【夢からさめて】)。 【夢からさめて】でのアル・ヘイグのジャズ・ピアノは,前後に押したり引いたり,左右にいなしたりの凄テクで聴く者の心を揺さぶりつ ...
[CDレヴュー] アル・ヘイグ / アル・ヘイグ・カルテット / YOU GO TO MY HEAD
『AL HAIG QUARTET』の3曲目は【YOU GO TO MY HEAD】(以下【ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド】)。 アル・ヘイグに限ったことではないが,概ね,バップ期の録音はダイナミックレンジはない。だからといって中域が豊かでもない。バスド ...
[CDレヴュー] アル・ヘイグ / アル・ヘイグ・カルテット / TEA FOR TWO
『AL HAIG QUARTET』の2曲目は【TEA FOR TWO】(以下【二人でお茶を】)。 あの爆走するバド・パウエルの【二人でお茶を】を聴き込んだ身としては,アル・ヘイグの【二人でお茶を】が気持ち良く感じられる。 尤も,アル・ヘイグの【二人で ...
[CDレヴュー] アル・ヘイグ / アル・ヘイグ・カルテット / SWEET LORRAINE
『AL HAIG QUARTET』の1曲目は【SWEET LORRAINE】(以下【スイート・ロレイン】)。 イントロのあたま7秒間のアル・ヘイグのピアノ・ソロからして「これから軽快にバウンスするぞ」の雰囲気アリアリの1曲であるが,この全ては「演出家」 ...
[CDレヴュー] アル・ヘイグ / アル・ヘイグ・カルテット
「白人バップ・ピアニスト」の最高峰,それがアル・ヘイグである。この言葉はジャズ・ピアノの通説であり,この言葉に異論などない。 それなのに実際のアル・ヘイグの評価が余りにも低い。バド・パウエル,セロニアス・モンクに次ぐ,バップ・ピアニストの3番手をアー ...