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タグ:ELVINJONES

『TRIDENT』の6曲目は【RUBY,MY DEAR】(以下【ルビー,マイ・ディア】)。  セロニアス・モンクの可憐な名曲【ルビー,マイ・ディア】が大好きで,様々な演奏を比較しながら楽しんでいる管理人。  マッコイ・タイナーの【ルビー,マイ・ディア】を一 ...

『TRIDENT』の5曲目は【IMPRESSIONS】(以下【インプレッションズ】)。  御存知ジョン・コルトレーンの【インプレッションズ】のレコーディング。  マッコイ・タイナーとエルヴィン・ジョーンズにしたら,これまでに何百回も演奏してきたであろう【イ ...

『TRIDENT』の4曲目は【LAND OF THE LONELY】(以下【ランド・オブ・ザ・ロンリー】)。  イントロとアウトロでチェレスタとハープシコードを同時に演奏している【ランド・オブ・ザ・ロンリー】がマッコイ・タイナーの1975年の音の象徴であ ...

『TRIDENT』の3曲目は【ELVIN(SIR)JONES】(以下【エルビン・サー・ジョーンズ】)。  マッコイ・タイナーが「盟友」エルヴィン・ジョーンズに捧げた書下ろしの【エルビン・サー・ジョーンズ】は「エルヴィン・ジョーンズへの賛歌」である。  エ ...

『TRIDENT』の2曲目は【ONCE I LOVED】(以下【ワンス・アイ・ラヴド】)。  チェレスタのお披露目がかわゆい【ワンス・アイ・ラヴド】をアントニオ・カルロス・ジョビンのボサノヴァ・ナンバーと思ってはならない。  エルヴィン・ジョーンズのドラ ...

 1960年代,70年代のマッコイ・タイナーの大人気からすると晩年のマッコイ・タイナーの凋落ぶりを残念に思う。  ただしマッコイ・タイナーが悪いわけではない。晩年のアルバムにもいい演奏がたくさん残されている。要はマッコイ・タイナーの強い意志が,あの時代が求 ...

『INTO SOMETHIN’』の4曲目は【BACK UP】(以下【バック・アップ】)。  【バック・アップ】はイントロでテーマをラリー・ヤングがメインに繰り返して,すぐにラリー・ヤングのオルガン〜グラント・グリーンのギター〜サム・リヴァースのテナーによ ...

『INTO SOMETHIN’』の3曲目は【PARIS EYES】(以下【パリス・アイズ】)。  真っ白な譜面に,オルガン・ジャズの新色のインクで書き上げた【パリス・アイズ】こそがラリー・ヤングのオルガン・ジャズの真骨頂!  ズバリ【パリス・アイズ】とはオ ...

『INTO SOMETHIN’』の2曲目は【PLAZA DE TOROS】(以下【プラザ・デ・トロス】)。  【プラザ・デ・トロス】は『INTO SOMETHIN’』唯一の異色作。強烈なシンコペーションが飛び交うノリノリのラテン・ジャズである。  エルヴ ...

『INTO SOMETHIN’』の1曲目は【TYRON】(以下【タイロン】)。  管理人は【タイロン】にドハマりしたことがあって,つい最近も【タイロン】ばかりを延々と連続再生したばかりある。個人的に「旬な一曲」が【タイロン】である。  ラリー・ヤングのオ ...

 独自の音楽性を磨き続ける探究心で「ジャズ界で最も影響力のあるミュージシャン」と語られたジョン・コルトレーン。そんなジョン・コルトレーンなのだから,テナー・サックスだけではなくアルト・サックスだけでもなく,他の楽器を演奏するジャズメンにまで影響を与えてい ...

 《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。  『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...

『TIME IS OF THE ESSENCE』の4曲目は【TIMELINE】(以下【タイムライン】)。  【タイムライン】は,マイケル・ブレッカーとパット・メセニーのユニゾン・テーマを基調に織りなす“極上”ブルース!  【タイムライン】におけるパット・メ ...

『TIME IS OF THE ESSENCE』の1曲目は【ARC OF THE PENDULUM】(以下【アーク・オブ・ザ・ペンデュラム】)。  【アーク・オブ・ザ・ペンデュラム】が放つ“異様なテンション”こそが『TIME IS OF THE ESSE ...

 電話口で一声聴いて,すぐに誰からの電話か分かる人がいる。一方,親子だったり兄弟だったり「全く同じ話し方?」なので,確認しないと誰からの電話か分からない場合もある。  後者に関しては,どんなに親しい間柄であっても,実際に一音で判別するのは難しい。「オレオレ ...

『BALLADS』の9曲目は【UP ’GAINST THE WALL】(以下【アップ・ゲインスト・ザ・ウォール】)。  『BALLADS』のボーナス・トラックとして追加収録された【アップ・ゲインスト・ザ・ウォール】であるが,管理人の評価は是でも非でもない ...

『BALLADS』の8曲目は【NANCY (WITH THE LAUGHING FACE)】(以下【ナンシー】)。  【ナンシー】とは,当時2歳のフランク・シナトラの愛娘=ナンシーに捧げられた佳曲であるが,ご機嫌ナナメのナンシーちゃんをあやしているのは, ...

『BALLADS』の7曲目は【IT’S EASY TO REMEMBER】(以下【イッツ・イージー・トゥ・リメンバー】)。  【イッツ・イージー・トゥ・リメンバー】は,ジョン・コルトレーン“入魂”のバラード。愛する人を「容易に思い描く」という曲名に釣られ ...

『BALLADS』の6曲目は【WHAT’S KNEW】(以下【ホワッツ・ニュー】)。  J.C.トーマス著書『コルトレーンの生涯』に次のような談話が収められている。  「私の声は歌には向いていない。もっともサキソフォンでなら歌うことができる…つもりだが」。 ...

『BALLADS』の5曲目は【I WISH I KNEW】(以下【アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー】)。  【アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー】は,マッコイ・タイナーの名演を聴くためにこそある!  【アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー】に限らず『BALLADS』で ...

『BALLADS』の4曲目は【ALL OR NOTHING AT ALL】(以下【オール・オア・ナッシング・アット・オール】)。  『BALLADS』のCD化にあたり,9曲目【アップ・ゲインスト・ザ・ウォール】の扱いについて議論されたことがある。  つまり ...

『BALLADS』の3曲目は【TOO YOUNG TO GO STEADY】(以下【トゥー・ヤング・トゥ・ゴー・ステディ】)。  【トゥー・ヤング・トゥ・ゴー・ステディ】でのジョン・コルトレーンの情感といったら…。間の取り方といい,フレーズの崩し方といい ...

『BALLADS』の2曲目は【YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS】(以下【ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ】)。  【ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ】(邦題【恋の味をご存知ないのね】)でのジョン・コルトレーンの演奏が ...

『BALLADS』の1曲目は【SAY IT (OVER AND OVER AGAIN)】(以下【セイ・イット】)。  管理人は,いつでも・どこでも・何をしていても【セイ・イット】にやられてしまう。【セイ・イット】のワンフレーズが流れるだけで,ジャズ特有の ...

 「シーツ・オブ・サウンド」と形容されるように,ジョン・コルトレーンの特徴は“激しくもメロディアスなブロー”にある。  しかし少数派ではあるが,ジョン・コルトレーンの本質はバラードにある,と主張する人々もいる。かく言う管理人もその一人である。  ジョン・コ ...

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