『FORECAST』の6曲目は【FORECAST】(以下【フォアキャスト】)。 じわじわと壮大に底辺からせり上がって来る【フォアキャスト】の主役はエリック・ゲイルのブルージーなギターで間違いない。 しかしエリック・ゲイルの“シャウト”に耳が慣れてくる ...
[CDレヴュー] エリック・ゲイル / フォアキャスト / TONSUE CORTE
『FORECAST』の5曲目は【TONSUE CORTE】(以下【トンスー・コルテ】)。 レゲエ・タッチのウキウキ・チューン【トンスー・コルテ】は,レフト・サイドのカッティング・ギターと若干センター側に寄ったライト・サイドのリード・ギターを奏でるエリッ ...
[CDレヴュー] エリック・ゲイル / フォアキャスト / WHITE MOTH
『FORECAST』の4曲目は【WHITE MOTH】(以下【ホワイト・モス】)。 ファンクでノリノリの【ホワイト・モス】が大盛り上がり。個人的には映画「ロッキー」の裏テーマを毎回イメージして困ってしまう。 と言うのもスケールの大きなブラス隊の盛り上が ...
[CDレヴュー] エリック・ゲイル / フォアキャスト / DINDI
『FORECAST』の3曲目は【DINDI】(以下【ジンジ】)。 ボサノヴァの名曲【ジンジ】のカヴァーなのだが,このエリック・ゲイルのギターを聴く限り,原曲の残り香はなくなっている。 エリック・ゲイルが【ジンジ】をジャズ・バラードへと仕立て上げている。 ...
[CDレヴュー] エリック・ゲイル / フォアキャスト / CLEOPATRA
『FORECAST』の2曲目は【CLEOPATRA】(以下【クレオパトラ】)。 ラテン・トロピカルな【クレオパトラ】を聴く度にグラント・グリーンが入っている,エリック・ゲイルのギター・ソロに魅了されてしまう。ハッキリ言って好みです。 エリック・ゲイル ...
[CDレヴュー] エリック・ゲイル / フォアキャスト / KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG
『FORECAST』の1曲目は【KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG】(以下【やさしく歌って】)。 ロバータ・フラックのヒット曲として,そしてネスカフェのCM曲としてお馴染みの【やさしく歌って】のカヴァー。ロバータ・フラックの ...
[CDレヴュー] エリック・ゲイル / フォアキャスト
「スタッフ」というバンドの特徴を語るとすれば「リード・ギター不在のツイン・ギター」であり「ギター・ソロ不在のリズム・ギター」になる。 「スタッフ」のアイコンであるはずなのに,何だか「2人で1人っぽい」名脇役風のツイン・ギターを組んでいるのがエリック・ゲ ...
[CDレヴュー] グローヴァー・ワシントンJR. / ワインライト / JUST THE TWO OF US
『WINELIGHT』の5曲目は【JUST THE TWO OF US】(以下【クリスタルの恋人たち】)。 【クリスタルの恋人たち】については,スムーズ・ジャズではなくAORの文脈で語られるべき名曲である。 グローヴァー・ワシントン・JR.の出番は間奏 ...
[CDレヴュー] グローヴァー・ワシントンJR. / ワインライト / IN THE NAME OF LOVE
『WINELIGHT』の3曲目は【IN THE NAME OF LOVE】(以下【イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ】)。 【イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ】は,ソフトでシルキーな柔らかな肌触りが残る大人びたメロウ・チューン。 グローヴァー・ワシントン・JR. ...
[CDレヴュー] グローヴァー・ワシントンJR. / ワインライト / LET IT FLOW(FOR ”DR. J”)
『WINELIGHT』の2曲目は【LET IT FLOW(FOR“DR.J”)】(以下【レット・イット・フロウ】)。 【レット・イット・フロウ】は,再びマーカス・ミラーのベース・フィーチャリング。 2分23秒からと4分9秒からの一段とリキの入ったチョ ...
[CDレヴュー] グローヴァー・ワシントンJR. / ワインライト / WINELIGHT
『WINELIGHT』の1曲目は【WINELIGHT】(以下【ワインライト】)。 『WINELIGHT』の表が【クリスタルの恋人たち】であるならば『WINELIGHT』の裏が表題曲の【ワインライト】である。 【ワインライト】には管理人の大好きなグロー ...
[CDレヴュー] グローヴァー・ワシントンJR. / ワインライト
『WINELIGHT』(以下『ワインライト』)は,時代が産んだスムーズ・ジャズの大名盤。 そのせいでグローヴァー・ワシントン・JR.は得をしたのか,損をしたのか? 『ワインライト』でグラミー賞の2部門を獲得し,お金と名声と手に入れたのは良かったが,コア ...
[CDレヴュー] ボブ・ジェームス / グランド・ピアノ・キャニオン
『GRAND PIANO CANYON』(以下『グランド・ピアノ・キャニオン』)について語る「枕言葉」に「フォープレイの原点」がある。その調子で聴いてもいいが,できれば「フォープレイ」を脇に置いて聴いてみてほしい。 「ミスター・スムーズ・ジャズ」のボブ ...
[CDレヴュー] MALTA / マイ・バラッド / EVENING CALM
『MY BALLADS』の1曲目は【EVENING CALM】(以下【イーブニング・カーム】)。 【イーブニング・カーム】は大甘スイートのメロウでロマンティック。“恋する自分”に酔いたい時の1曲である。曲名に完全に影響されてしまったが,夕陽のさざ波=イ ...