『GENTLE THOUGHTS』の4曲目は【CAPTAIN FINGERS】(以下【キャプテン・フィンガーズ】)。 【キャプテン・フィンガーズ】とは,今となってはリー・リトナーの異名である。 それくらいに「一般的には」リー・リトナーと言えば的なギター ...
[CDレヴュー] リー・リトナー & ジェントル・ソウツ / ジェントル・ソウツ / MEISO
『GENTLE THOUGHTS』の3曲目は【MEISO】(以下【瞑想】)。 アーニー・ワッツのサックスにじっくり聞き入るバラード・ナンバーの【瞑想】。 ← タイトル【瞑想】はちょっとオーバーです。ハーヴィー・メイソンの東洋カブレと思ってください。ハッキ ...
[CDレヴュー] リー・リトナー & ジェントル・ソウツ / ジェントル・ソウツ / CHANSON
『GENTLE THOUGHTS』の2曲目は【CHANSON】(以下【シャンソン】)。 アーニー・ワッツのフルートがリードする,とろとろメロウ・ナンバーの【シャンソン】。 記憶ではフルート曲の印象が強かったが,久しぶりに聴き返してみると,フルートのソロ ...
[CDレヴュー] リー・リトナー & ジェントル・ソウツ / ジェントル・ソウツ / CAPTAIN CARIBE〜GETAWAY
『GENTLE THOUGHTS』の1曲目は【CAPTAIN CARIBE〜GETAWAY】(以下【キャプテン・カリブ〜ゲッタウェイ】)。 【キャプテン・カリブ〜ゲッタウェイ】の何がそんなにいいのかっ。 ノリノリのキャッチーなメロディーをユニゾンするギ ...
[CDレヴュー] リー・リトナー & ジェントル・ソウツ / ジェントル・ソウツ
ジャズにもフュージョンにも「歴史的名盤」と呼ばれるアルバムが幾枚かあるが,リー・リトナーの『GENTLE THOUGHTS』(以下『リー・リトナー & ジェントル・ソウツ』)は,真に「歴史的名盤」である。 カシオペアでもスクェアでも渡辺貞夫でもなくウ ...
[CDレヴュー] ボブ・ジェームス / グランド・ピアノ・キャニオン / WORLD APART
『GRAND PIANO CANYON』の5曲目は【WORLD APART】(以下【ワールド・アパート】)。 【ワールド・アパート】にボブ・ジェームスの“天才”が全部出ている! 個人的には東京FM系「セレクト・ライヴ・アンダー・ザ・スカイ」のナジャのB ...
[CDレヴュー] ボブ・ジェームス / グランド・ピアノ・キャニオン / BARE BONES
『GRAND PIANO CANYON』の1曲目は【BARE BONES】(以下【ベア・ボーンズ】)。 豊穣なブラスが極上な【ベア・ボーンズ】は,ゆったりとグルーヴするピアノ・ファンク。ネイサン・イーストの「ピリッと辛い」ベースが気持ちいい。 【ベア・ ...
[CDレヴュー] ボブ・ジェームス / グランド・ピアノ・キャニオン
『GRAND PIANO CANYON』(以下『グランド・ピアノ・キャニオン』)について語る「枕言葉」に「フォープレイの原点」がある。その調子で聴いてもいいが,できれば「フォープレイ」を脇に置いて聴いてみてほしい。 「ミスター・スムーズ・ジャズ」のボブ ...
[CDレヴュー] ハーヴィー・メイソン / マーチング・イン・ザ・ストリート / BUILDING LOVE(HYMN)
『MARCHING IN THE STREET』の7曲目は【BUILDING LOVE(NYMN)】(以下【ビルディング・ラブ】)。 ゴスペル・タッチの【ビルディング・ラブ】に「コンポーザー」ハーヴィー・メイソンの“天才”を聴く! 後に数多くの名曲を書 ...
[CDレヴュー] ハーヴィー・メイソン / マーチング・イン・ザ・ストリート / WILD RICE
『MARCHING IN THE STREET』の4曲目は【WILD RICE】(以下【ワイルド・ライス】)。 ハービー・ハンコック率いるヘッドハンターズでは実現しなかったであろう,ハーヴィー・メイソンが率いるヘッドハンターズへのリー・リトナーの「道場 ...
[CDレヴュー] ハーヴィー・メイソン / マーチング・イン・ザ・ストリート / HOP SCOTCH
『MARCHING IN THE STREET』の3曲目は【HOP SCOTCH】(以下【ホップ・スコッチ】)。 これぞハービー・ハンコックとは違う,ハーヴィー・メイソンが率いるヘッドハンターズ参上なのが【ホップ・スコッチ】。 ハーヴィー・メイソンが ...
[CDレヴュー] ハーヴィー・メイソン / マーチング・イン・ザ・ストリート / MODAJI
『MARCHING IN THE STREET』の2曲目は【MODAJI】(以下【モダージ】)。 後に何度も再演されることになる,デイヴ・グルーシンの代表曲【モダージ】の初演として,不動の人気を誇る『MARCHING IN THE STREET』の【モ ...
[CDレヴュー] ハーヴィー・メイソン / マーチング・イン・ザ・ストリート / MARCHING IN THE STREET
『MARCHING IN THE STREET』の1曲目は【MARCHING IN THE STREET】(以下【マーチング・イン・ザ・ストリート】)。 【マーチング・イン・ザ・ストリート】は,タイトル通りスネアのマーチング・ドラムとファンクが合体した ...
[CDレヴュー] ハーヴィー・メイソン / マーチング・イン・ザ・ストリート
ハーヴィー・メイソンと来れば,一般的には“スーパー・ドラマー”であろう。フュージョン黎明期から常に第一線で活躍してきたセッション・ドラマーであり,参加したレコーディングは数知れず,参加したバンドにしても,ヘッドハンターズ,ヘッドハンターズ,ジェントル・ ...
[CDレヴュー] デイヴ・グルーシン / マウンテン・ダンス / MOUNTAIN DANCE
『MOUNTAIN DANCE』の5曲目は【MOUNTAIN DANCE】(以下【マウンテン・ダンス〜映画「恋におちて」テーマ・ソング】)。 【マウンテン・ダンス〜映画「恋におちて」テーマ・ソング】のハイライトは,デイヴ・グルーシンのピアノとシンセによ ...
[CDレヴュー] デイヴ・グルーシン / マウンテン・ダンス / RONDO...”IF YOU HOLD OUT YOUR HAND”
『MOUNTAIN DANCE』の4曲目は【RONDO...“IF YOU HOLD OUT YOUR HAND”】(以下【ロンド...イフ・ユー・ホールド・アウト・ユア・ハンド】)。 ローズ・ピアノの波形に,ゆらゆらと揺られながらの小品的な雰囲気で押してく ...
[CDレヴュー] デイヴ・グルーシン / マウンテン・ダンス / CITY NIGHTS
『MOUNTAIN DANCE』の3曲目は【CITY NIGHTS】(以下【シティ・ナイツ】)。 【シティ・ナイツ】と来れば,1分29秒から51秒までのテーマが最高に好きで,よく「A−Bリピート」機能で連続再生していた。 他にも50秒から1分21秒まで ...
[CDレヴュー] デイヴ・グルーシン / マウンテン・ダンス / FRIENDS AND STRANGERS
『MOUNTAIN DANCE』の2曲目は【FRIENDS AND STRANGERS】(以下【フレンズ・アンド・ストレンジャース】)。 イントロに中間部にと「フィーチャリング・マーカス・ミラー」な【フレンズ・アンド・ストレンジャース】は,感傷的なイン ...
[CDレヴュー] デイヴ・グルーシン / マウンテン・ダンス / RAG-BAG
『MOUNTAIN DANCE』の1曲目は【RAG−BAG】(以下【ラグ・バッグ】)。 カシオペアとスクェア,そしてウェザー・リポートくらいしか聴いていない頃に出会った,管理人の初めての「黒」が【ラグ・バッグ】のような気がしている。 それくらいに【ラグ ...
[CDレヴュー] デイヴ・グルーシン / マウンテン・ダンス
LAフュージョンの“金字塔”『MOUNTAIN DANCE』(以下『マウンテン・ダンス』)は,デイヴ・グルーシンの施す“緻密で四角四面なサウンド・コラージュ”の賜物である。 『マウンテン・ダンス』は,恐らく細かく譜面が起こされていて,そこには適当とか ...
[CDレヴュー] フォープレイ / FOURPLAY / AFTER THE DANCE
『FOURPLAY』の6曲目は【AFTER THE DANCE】(以下【アフター・ザ・ダンス】)。 【アフター・ザ・ダンス】を初めて聴いた時「何かの悪い冗談でしょ?」と思った。フォープレイほどの“超とびっきりのアンサンブル”を持つバンドが,バリバリのヴ ...
[CDレヴュー] フォープレイ / FOURPLAY / MAX-O-MAN
『FOURPLAY』の5曲目は【MAX−O−MAN】(以下【マックス・オー・マン】)。 【マックス・オー・マン】の出だしは,軽快なリズムでただ単に“跳ねているだけ”だったのが,曲が進行するにつれてフォープレイの4人が「リズム・お化け屋敷」ユニットへと大 ...
[CDレヴュー] フォープレイ / FOURPLAY / MOONJOGGER
『FOURPLAY』の4曲目は【MOONJOGGER】(以下【ムーンショガー】)。 【ムーンショガー】の凄さに気付いた時の衝撃とは,それこそ「椅子から転げ落ちそうになる」くらい。これぞ「超ウルトラ・スーパー・フュージョン・グループ」フォープレイの真骨頂 ...
[CDレヴュー] フォープレイ / FOURPLAY / FOREPLAY
『FOURPLAY』の3曲目は【FOREPLAY】(以下【フォープレイ】)。 バンド名を付けた【フォープレイ】。バンド名を背負った【フォープレイ】。恐らくはメディア関係のプロモーションで一番流された曲が,この【フォープレイ】だったように思っている。 ...
[CDレヴュー] フォープレイ / FOURPLAY / 101 EASTBOUND
『FOURPLAY』の2曲目は【101 EASTBOUND】(以下【101・イーストバウンド】)。 1曲目の【バリ・ラン】がフュージョンしていただけに,スムーズ・ジャズな【101・イーストバウンド】の評価は相対的に落ちてしまう。 どうしても【バリ・ラン ...
[CDレヴュー] フォープレイ / FOURPLAY / BALI RUN
『FOURPLAY』の1曲目は【BALI RUN】(以下【バリ・ラン】)。 静寂の中,テーマが流れ出す。まるでオルゴールがかかっているかのような感覚…。 これまでずっと【バリ・ラン】のイントロはリー・リトナーのギター・ソロだと思っていたが,ふいに,1分 ...
[CDレヴュー] フォープレイ / FOURPLAY
フォープレイの結成は1990年。当時の常識からして「超ウルトラ・スーパー・フュージョン・グループ」フォープレイの結成は異例中の異例のことだと記憶している。 というのも世はバブルの真っ只中で“桜花爛漫”を楽しんでいた時代である。今のようなデフレで尻つぼ ...
[CDレヴュー] 高中 正義 / AN INSATIABLE HIGH / M5
『AN INSATIABLE HIGH』の5曲目は【M5】。 『AN INSATIABLE HIGH』の5曲目だから【M5】なのだろう。 思うに,仮タイトルが【M5】であって,いろいろ考えて1週回って【M5】になった感じ? 読者の皆さんも聴けば納得。聴 ...
[CDレヴュー] 高中 正義 / AN INSATIABLE HIGH / MALIBU
『AN INSATIABLE HIGH』の1曲目は【SEXY DANCE】。 「ジェントル・ソウツ」と「タワー・オブ・パワー」がバックで豪華に盛り上げる高中正義「王道」の【SEXY DANCE】は,個人的にはかなりの名曲だと買っているのだが,高中正義の ...
[CDレヴュー] 高中 正義 / AN INSATIABLE HIGH
インスト好きなら誰もが接したであろうギタリストが一人いる。絶対に避けて通ることのできないギタリストが1人いる。 そう。高中正義というギタリストはジャズやフュージョンというカテゴリーを超越したギタリストである。高中正義は「高中正義というジャンル」のギタリ ...
[CDレヴュー] ハービー・ハンコック / ヘッド・ハンターズ / VEIN MELTER
『HEAD HUNTERS』の4曲目は【VEIN MELTER】(以下【ヴェイン・メルター】)。 【ヴェイン・メルター】は,これまでのファンク3連続から一転,全体にゆったりと時が流れるフュージョン・サウンドの名演である。 心臓の拍動にも似たビートの上 ...
[CDレヴュー] ハービー・ハンコック / ヘッド・ハンターズ / SLY
『HEAD HUNTERS』の3曲目は【SLY】(以下【スライ】)。 【スライ】こそがジャズ・ファンクだ! ハービー・ハンコックの“洗練された黒さ”を大いに楽しめる。 2分3秒から始まる,ミディアムからアップテンポへの展開は,バンド全体にスイッチが入 ...
[CDレヴュー] ハービー・ハンコック / ヘッド・ハンターズ / WATERMELON MAN
『HEAD HUNTERS』の2曲目は【WATERMELON MAN】(以下【ウォーターメロン・マン】)。 軽快なイントロの掛け声?とは裏腹に,JAZZYなサックスがファンキーに“歌う”【ウォーターメロン・マン】は“ご存じ”ハービー・ハンコック自身の代 ...
[CDレヴュー] ハービー・ハンコック / ヘッド・ハンターズ / CHAMELEON
『HEAD HUNTERS』の1曲目は【CHAMELEON】(以下【カメレオン】)。 イントロからして,いかにも,という感じの【カメレオン】に,新時代の息吹を感じた懐かしさがよみがえる。 さすがに今聴くと古くさくも思えるが,とても30年前の作品とは思え ...
[CDレヴュー] ハービー・ハンコック / ヘッド・ハンターズ
『HEAD HUNTERS』(以下『ヘッド・ハンターズ』)ほど,ジャズ・ファンから“ダメ出し”されてきたアルバムもないであろう。 『ヘッド・ハンターズ』発売時のハービー・ハンコックは,すでにジャズ・ピアニストとしての高い名声を博していた。ジャズ界の将 ...