『MILES AWAY』の6曲目は【SOMEDAY MY PRINCE WILL COME】(以下【いつか王子様が】)。 何とも可憐な【いつか王子様が】である。テーマ部以外はピアノのアドリブとベース・ソロだけなのに,結構,高度なことをやっている。 で ...
[CDレヴュー] 橋本 一子 / マイルス・アウェイ / NEM UM TALVEZ
『MILES AWAY』の5曲目は【NEM UM TALVEZ】(以下【ネン・ウン・タルヴェス】)。 【ネン・ウン・タルヴェス】を初めて聞いた時,マイルス・デイビスではなくパット・メセニー・グループの【ミヌワノ(68)】を連想してしまった。 イントロか ...
[CDレヴュー] 橋本 一子 / マイルス・アウェイ / BLUE IN GREEN
『MILES AWAY』の3曲目は【BLUE IN GREEN】(以下【ブルー・イン・グリーン】)。 橋本一子の場合,というか本家のマイルス・デイビスの場合でも【ブルー・イン・グリーン】とは即ちビル・エヴァンスの音楽である。 【ブルー・イン・グリーン】 ...
[CDレヴュー] 橋本 一子 / マイルス・アウェイ / ON GREEN DOLPHIN STREET
『MILES AWAY』の2曲目は【ON GREEN DOLPHINE STREET】(以下【オン・グリーン・ドルフィン・ストリート】)。 橋本一子のピアノ・タッチは実に優しい。陰影を付けた繊細な表現を得意としている。 そんなピアノ・タッチで,ジャズ・ ...
[CDレヴュー] 橋本 一子 / マイルス・アウェイ / MILESTONES
『MILES AWAY』の1曲目は【MILESTONES】(以下【マイルストーンズ】)。 強弱を付けたテーマがリフレインするクリアーなイントロだけで十分に刺激的な【マイルストーンズ】。 40秒からラストでテーマに戻るまでひたすらアドリブし続ける橋本一子 ...
[CDレヴュー] 橋本 一子 / マイルス・アウェイ
「世界の渡辺香津美」の隣りにはピアノとヴォイスを担当する2人の女性ミュージシャンがいた。「KYLYN」での矢野顕子と「MOBO」での橋本一子である。 矢野顕子については理解できる。管理人の好みではないのだが,あの独特の感性とピアノの確かな腕前は,渡辺 ...
[CDレヴュー] 桜井 哲夫 / DEWDROPS / VENUS
『DEWDROPS』の7曲目は【VENUS】。 【VENUS】は,子供時代の宝物のような1曲。大事にしていた宝箱を開けたら流れるオルゴールのようなストリングスのような金属弦の音色の響き。なのにどうしようもなくハートフルな響きのバラード。 ゆったりと抜 ...
[CDレヴュー] 桜井 哲夫 / DEWDROPS / IN THE DISTANCE
『DEWDROPS』の2曲目は【IN THE DISTANCE】。 【IN THE DISTANCE】は,カシオペア繋がりの楠木勇有行の朴訥で,しかし優しく語りかけるようなヴォーカルの表情とバック・サウンドの暗めの音造りがチリバツで,ディープでポップな ...
[CDレヴュー] 桜井 哲夫 / DEWDROPS
『DEWDROPS』については,元カシオペアの桜井哲夫のファースト・ソロと紹介するより,元シャンバラの桜井哲夫のファースト・ソロと紹介する方がふさわしいと思っている。 『DEWDROPS』はテクニカルなインスト・メインではない。『DEWDROPS』の ...
[CDレヴュー] 渡辺 香津美 / パーフェクト・リリース / 危険がいっぱい
『PERFECT RELEASE DISC 2』の2曲目は【危険がいっぱい】。 ジュームズ・ボンドの「007」のリフでスタートする【危険がいっぱい】は,正しく「絶体絶命」で「二度死ぬ」展開のBGM風? 49秒でジュームズ・ボンドがパニックを起こすのだ ...
[CDレヴュー] 渡辺 香津美 / パーフェクト・リリース / 風連
『PERFECT RELEASE DISC 1』の11曲目は【風連】。 【風連】には,最高の賛辞を贈りたい。全てのフュージョン・ファンに捧げたい“世紀の名演”である。凄い! 凄すぎる〜! 超カッコイイ! 【風連】一曲で100人中99人は渡辺香津美の“虜 ...