『J5』の6曲目は【MALDOROR】(以下【マルドロール】)。 静かに盛り上がる【マルドロール】の炎が「青白い」。つまり高温度で凝縮された思いが,一音一音にバチバチという音を付随させている。 向井滋春のトロンボーンのロング・ソロが実に素晴らしく,も ...
[CDレヴュー] 向井 滋春 Jクインテット・フィーチャリング・大西順子 / J5 / ON REFLECTION
『J5』の1曲目は【ON REFLECTION】(以下【オン・リフレクション】)。 【オン・リフレクション】のハーモニーが分厚いから,いつ聴いても2管ではなく3管のように思ってしまう。 そこはトロンボーンの特徴なのだろうが,向井滋春のトロンボーンに関し ...
[CDレヴュー] 向井 滋春 Jクインテット・フィーチャリング・大西順子 / J5
日本を代表するトロンボーン奏者=向井滋春,シーンの最旬にして絶頂期を迎えたピアニスト=大西順子,百戦錬磨なザ・プレイヤーズのテナー・サックス奏者=山口真文,そしてNYのファースト・コールのリズム隊=ベースのロドリー・ウィテカーとドラムのグレゴリー・ハッ ...
[CDレヴュー] ジャズ・ワークショップ / THE SEXTET / MU-JIKO MU-IHAN
『THE SEXTET』の4曲目は【MU−JIKO MU−IHAN】(以下【無事故無違反】)。 【無事故無違反】は,セロニアス・モンクが大好きな大西純子の笑顔こぼれる痛快ナンバー。 急発進・急停車風のテーマ部が途中で倍速になるのだが,それでも【無事故 ...
[CDレヴュー] ジャズ・ワークショップ / THE SEXTET / BENNY'S BAG
『THE SEXTET』の2曲目は【BENNY’S BAG】(以下【ベニーズ・バッグ】)。 【ベニーズ・バッグ】とは「フィーチャリング・岡崎好朗」であり「フィーチャリング・ミュート・トランペット」。 ミュート・トランペットのカウンターを付けるアルト・ ...
[CDレヴュー] ジャズ・ワークショップ / THE SEXTET / PRINCESS SWALLOW
『THE SEXTET』の1曲目は【PRINCESS SWALLOW】(以下【プリンセス・スワロー】)。 典型的なハード・バップ・フォーマットで演奏される【プリンセス・スワロー】は『THE SEXTET』はジャズ・ワークショップの「顔見せ」的な1曲。フ ...
[CDレヴュー] ジャズ・ワークショップ / THE SEXTET
ジャズ・ワークショップ名義の(ミンガスとは無関係な大西順子のジャズ・ワークショップとはグループ名ではなくプロジェクトの総称を指すのだが)『THE SEXTET』は「大西順子買い」であった。 当初の目的通り『THE SEXTET』は「大西順子聴き」。そ ...
[CDレヴュー] 大西 順子 / ビレッジ・バンガードII / RINGO OIWAKE
『VILLAGE VANGUARD Ⅱ』の4曲目は【RINGO OIWAKE】(以下【りんご追分】)。 “日本女性のジャズ・ピアニスト”を意識したと思われる選曲の【りんご追分】が,大西順子のジャズ・ピアノにハマッタ! このトラックを聴いて以降,管理人も ...
[CDレヴュー] 大西 順子 / ビレッジ・バンガードII / THE HOUSE OF BLUE LIGHTS
『VILLAGE VANGUARD Ⅱ』の1曲目は【THE HOUSE OF BLUE LIGHTS】(以下【ハウス・オブ・ブルー・ライツ】)。 【ハウス・オブ・ブルー・ライツ】は,大西順子の”低音推し“が冴えわたった名演である。 大西順子は興が乗っ ...