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 『DUET WITH SATORU SHIONOYA』(以下『デュエット』)は,J−ジャズを代表する2人のピアニスト“お兄”小曽根真と“ソルト”塩谷哲によるピアノ・デュオの大名盤である。  “ジャズ一筋”の小曽根真と,ラテン〜ポップス〜クラシックなどを ...

 “小曽根真の七不思議”の一つが,なぜかライブ盤が出ないことであった。  「ジャズはライブ」に限る。そのことを他の誰よりも小曽根自身が知っているはずなのに…。  そんな小曽根真のライブ盤がついに出た! 「ザ・トリオ」10周年アニバーサリー企画第2弾『ALI ...

 昨日,テレビ東京(TVQ九州)にて「みゅーじん(音遊人)15分拡大スペシャル 第87回:小曽根真」が放送されました。  近年の小曽根真の「マルチぶり」には目を見張るものがある。ある時はジャズ・ピアニスト,ある時はビッグ・バンドのバンマス,またある時はク ...

『FIRST DECADE』の11曲目は【WHERE DO WE GO FROM HERE?】(以下【ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー・フロム・ヒア?】)。  『トレジャー』でのマイケル・ブレッカーとの共演で名高い【ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー・フロム・ヒア?】こそ ...

『FIRST DECADE』の10曲目は【THE BLUE ZONE】(以下【ザ・ブルー・ゾーン】)。  【ザ・ブルー・ゾーン】は,小曽根真の“揺れる”ローズ・ピアノとジェームス・ジーナスのエレクトリック・ベースの“絡み具合”が聴き所。  小曽根真のロー ...

『FIRST DECADE』の9曲目は【CARAVAN】(以下【キャラバン】)。  ジャズの定番【キャラバン】。耳馴染みのテーマとリズムの微妙な崩し。このタイム感に小曽根真のこだわりがある。  1分50秒からの小曽根真のピアノ・ソロは“薄氷を踏む”かのよ ...

『FIRST DECADE』の8曲目は【DRAEMON NO UTA】(以下【ドラえもんの歌】)。  小曽根真は,真剣にジャズと向き合う,J−ジャズの巨人である。しかしジャズを離れた「素」の彼は,実にユニークな男! 例えばJ−WAVEでのラジオ番組。「こ ...

『FIRST DECADE』の7曲目は【LA STANZA DELLE MERAVIGLIE SCHERZANDO】(以下【組曲「夜の子供部屋」第1楽章】)。  作家の井上ひさしがタイトルをつけた【組曲「夜の子供部屋」第1楽章】は,小曽根真・ザ・トリオと ...

『FIRST DECADE』の6曲目は【PANDORA】(以下【パンドラ】)。  【パンドラ】は“良くも悪くも”ブランフォード・マルサリス! ブランフォード・マルサリスのソプラノ・サックスが東儀秀樹と化している!  そう。【パンドラ】は,小曽根真の考える“ ...

『FIRST DECADE』の5曲目は【AGUA DE LA MUSICA】(以下【アグア・デ・ラ・ムジカ】)。  【アグア・デ・ラ・ムジカ】の新録音バージョンは,繊細かつダイナミックな演奏で,聴き所が一層UPの増量中! これぞ「ザ・トリオ」の全て,と言 ...

『FIRST DECADE』の4曲目は【THREE THE HARD WAY】(以下【スリー・ザ・ハード・ウェイ】)。  【スリー・ザ・ハード・ウェイ】は,静かだが“高密度”のジャズ・ピアノが聴き所! 真夜中に間接照明と共に流れるジャズ・ピアノの“筆頭格 ...

『FIRST DECADE』の3曲目は【THREE WISHES】(以下【スリー・ウィッシズ】)。  【スリー・ウィッシズ】は,ジャズ・ピアニスト=小曽根真が,ピアノではなく“サックスをいかに鳴らすか”をテーマに書き上げた,スリリングなグレート・ジャズ! ...

『FIRST DECADE』の2曲目は【BIENVENIDOS AL MUNDO】(以下【ビエンヴェニードス・アル・ムンド】)。  【ビエンヴェニードス・アル・ムンド】は,小曽根真流「トムとジェリー」 (「噂の刑事トミーとマツ」でも可)! ドタバタ劇の“追 ...

『FIRST DECADE』の1曲目は【THE NEW BEGINNING】(以下【ザ・ニュー・ビギニング】)。  【ザ・ニュー・ビギニング】は「ザ・トリオ」のデビュー・トラック【ザ・ビギニング】の“焼き直し”。10年間の試行錯誤を重ねた結果“こんなにな ...

 近年のJ−ジャズ界におけるタレントの充実ぶりには目を見張るものがあるが,ジャズ・ピアニスト=小曽根真こそJ−ジャズ界のオピニオン・リーダー! “世界の小曽根”の称号で呼ばれるインテリジェンスな“ジャズ・エリート”が小曽根真である。  事実,小曽根真は, ...

『3,2 & 1 DISC 1』の6曲目は【I LOVE YOU】。  小曽根真にこの手の演奏はあることはあるが,それはオリジナル曲でのこと。コール・ポーターのジャズ・スタンダードの【I LOVE YOU】が,こんなにも陽気なアレンジで演奏されるとは思わ ...

『3,2 & 1 DISC 1』の2曲目は【SILVER AND ORANGE】。  正直,これまではワイルド,主にオルガン系統と共演してきた小沼ようすけのデュエットの相手が“正統派”ジャズ・ピアニストの小曽根真と聞いて,正直,驚いた。小沼ようすけの共演 ...

 『3,2 & 1』を一聴して,久しぶりに興奮した日のことを思い出す。  熱狂とは違う。これは憧れである。何というリラクゼーション。全てを忘れて“うっとりと”聴き惚れてしまったのである。  アルバム・タイトル=『3,2 & 1』とは,ジャッキー・マクリーン ...

『DUET WITH MAKOTO OZONE』の5曲目は【HOME − SATORU SHIONOYA SOLO】。  塩谷哲が選んだ“小曽根真の一曲”は【ホーム】。仮にタイトルを知らずにこのトラックを聴いたとしても,自然と“家族団らん”の映像が浮かび ...

『DUET WITH MAKOTO OZONE』の3曲目は【VALSE】。  【VALSE】を最初に聴いた時に,この手の曲は苦手だと感じた。ワルツなのだろうがジャズというより現代音楽とかクラシックの連弾っぽいし…。  しかし『DUET WITH MAKO ...

『DUET WITH MAKOTO OZONE』の1曲目は【BIENVENIDOS AL MUNDO】。  イントロから2台のピアノが“じゃれ合う”【BIENVENIDOS AL MUNDO】が最高である。  「ザ・トリオ」が一軒家での“追いかけっこ”だと ...

 『DUET WITH MAKOTO OZONE』(以下『デュエット』)は,J−ジャズ界を代表する2人のピアニスト“ソルト”塩谷哲と“お兄”小曽根真によるピアノ・デュオの大名盤である。  ラテン〜ポップス〜クラシックなどを背景に“ジャズも演っている”塩谷 ...

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