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『THE MIX DYNAMITE YU』の9曲目は【GOSPEL ’94】(以下【ゴスペル’94】)。  最初は本物のゴスペルのカヴァー曲かと思ってしまうくらいに,歌い上げ系の【ゴスペル’94】。  板橋文夫「渾身」のバラード演奏の前半で終われば,ピア ...

『THE MIX DYNAMITE YU』の7曲目は【KANPYOO】(以下【かんぴょう】)。  個人的に【かんぴょう】は片山広明によるNHK「みんなのうた」っぽいイメージが摺り込まれている。  ズッチャッ,ズッチャッ♪でテンポが倍速になるキャッチー・ナン ...

『THE MIX DYNAMITE YU』の6曲目は【TUKI−NO−WA】(以下【月の輪】)。  内省的でドラマティックな【月のリング】的な前半部と,爆発して制御不能になる【ツキノワグマ】が合体したような【月の輪】は,片山広明のオンステージである。   ...

『THE MIX DYNAMITE YU』の2曲目は【KAMINARIMON】(以下【雷門】)。  【かごめかごめ】のテーマをモジった【雷門】は「グリム童話」のような,恐ーいオチが付いてくる。それって即ち片山広明の「おどろおどろしい」テナー・サックスの登 ...

『THE MIX DYNAMITE YU』の1曲目は【DAH DAH DAH】(以下【ダダダッ】)。  【ダダダッ】は片山広明がテナー・サックスで「ダダダッダダダッダダダ,ダダッダダッダ〜ン」っと遊んでいるだけなのに,そこに板橋文夫のピアノがアクセントを ...

 管理人にとって板橋文夫は「近くて遠い」存在である。  その「近い」の真意とは,板橋文夫は管理人の愛する片山広明の盟友であり,板橋文夫は渡辺貞夫,日野皓正,森山威男のレギュラー・ピアニストの歴任者。エルヴィン・ジョーンズとも共演している“世界の板橋文夫” ...

『QUATRE』の3曲目は【MARCH】(以下【マーチ】)。  【マーチ】とは行進曲のイメージ? どことなく軍隊っぽい感じでアルバート・アイラーがかっているが,テナーのロングトーンが多いので非常に聴きやすい1曲。  井野信義のアルコに呼応する芳垣安洋のマ ...

『QUATRE』の2曲目は【SOUS LE CIEL DE PARIS】(以下【パリの空の下】)。  テーマ部以外ではシャンソンの名曲【パリの空の下】と識別不能な,お洒落の雰囲気などカケラもないド・ジャズ入魂の1曲であって,ベースとドラムの担当はリズムで ...

『QUATRE』の1曲目は【FOR YOU】(以下【フォー・ユー】)。  『キャトル』のハイライトは何と!1曲目に持ってきた名バラードの【フォー・ユー】である。  板橋文夫の美しいピアノのイントロだけで全身が持って行かれるが,そこに太く暖かく鋭いテナー・サ ...

 片山広明のテナー・サックスは,深読みとか安易な決めつけを許さない奥の深さがあって「片山広明ってこんな感じだよね」と思っていると,あっさり裏切られたりする。  ピアノレス・バンドを率いてきた片山広明が,初めてピアニストを擁した「キャトル・バンド」がそうだ ...

『SO WHAT〜LIVE AT PIT INN SHINJUKU』の4曲目は【IT’S YOU OR NO ON】(以下【イッツ・ユー・オア・ノー・ワン】)。  【イッツ・ユー・オア・ノー・ワン】は,会場全体を巻き込んだ大盛り上がり大会。ノリノリのスイ ...

『SO WHAT〜LIVE AT PIT INN SHINJUKU』の3曲目は【AUTUMN IN NEW YORK】(以下【オータム・イン・ニューヨーク】)。  バラード・ナンバーなのだから【オータム・イン・ニューヨーク】の主役は,峰厚介のテナー・サッ ...

『SO WHAT〜LIVE AT PIT INN SHINJUKU』の2曲目は【ALL THE THINGS YOU ARE】(以下【オール・ザ・シングス・ユー・アー】)。  【オール・ザ・シングス・ユー・アー】は有名スタンダードの"らしさ"を感じるストレ ...

『SO WHAT〜LIVE AT PIT INN SHINJUKU』の1曲目は【MONK’S HAT BLUES〜MILESTONE】(以下【モンクス・ハット・ブルース〜マイルストーン】)。  冒頭から流れる井野信義の深いベースに耳ダンボ。完全に「臨戦態 ...

 「富樫雅彦&J.J.スピリッツ」のコンセプトは,フリー・ジャズの名手4人だからアレンジできた,斬新でストレート・アヘッドなスタンダード演奏にある。  過去においてメロディーを捨てて実験的な演奏活動に没頭してきた名手4人が“一球入魂的な”ハード・バップ・ ...

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