『STAR BRIGHT』の6曲目は【A VARIATION ON MONK】(以下【ア・ヴァリエーション・オン・モンク】)。 【ア・ヴァリエーション・オン・モンク】とはセロニアス・モンクと共演したかった,ディジー・リースの夢を叶えるドリーム・セッショ ...
[CDレヴュー] ディジー・リース / スター・ブライト / GROOVESVILLE
『STAR BRIGHT』の3曲目は【GROOVESVILLE】(以下【グルーヴスヴィル】)。 ウイントン・ケリーの可憐なイントロで幕を開ける【アイル・クローズ・マイ・アイズ】は,テーマらしいテーマがないまま,長尺のディジー・リースのトランペット・ソロ ...
[CDレヴュー] ディジー・リース / スター・ブライト / I'LL CLOSE MY EYES
『STAR BRIGHT』の2曲目は【I’LL CLOSE MY EYES】(以下【アイル・クローズ・マイ・アイズ】)。 ディジー・リースの【アイル・クローズ・マイ・アイズ】は,絶対的な名曲であり,絶対的な名演である。まずはそこをしっかりと押さえてから ...
[CDレヴュー] ディジー・リース / スター・ブライト / THE RAKE
『STAR BRIGHT』の1曲目は【THE RAKE】(以下【ザ・レイク】)。 【ザ・レイク】は,レナード・フェザーの原文ライナーに「ゆったりしたマイナーのテーマの5小節目には,ロリンズを思わせる唐突な16分音符が入り,8小節からなるパッセージ1つ1 ...
[CDレヴュー] ディジー・リース / スター・ブライト
なんだかんだ言われていてもトランペットはウイントン・マルサリスのような「正統派」で「本格派」が最高だと思っている管理人。 しかし,実際に愛聴しているトランペッターは,どちらかと言えば「くすみ色系」がズラリ。“帝王”マイルス・デイビスは別格として,特に大 ...
MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-42
《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。 『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...
[CDレヴュー] リー・モーガン / ヒアズ・リー・モーガン / BESS
『HERE’S LEE MORGAN』の6曲目は【BESS】(以下【ベス】)。 【ベス】は,リー・モーガンの異色作である。とにかく楽しいハード・バップであり,軽快&快調な演奏が素晴らしい。 リー・モーガンのミュート・トランペットとクリフォード・ジョーダ ...
[CDレヴュー] リー・モーガン / ヒアズ・リー・モーガン / OFF SPRING
『HERE’S LEE MORGAN』の5曲目は【OFF SPRING】(以下【オフ・スプリング】)。 【オフ・スプリング】は,オーソドックスなバップ・チューン。ゆえにアドリブよりもアンサンブル重視のサイドメンの小技が楽しめる。 リー・モーガンとクリフ ...
[CDレヴュー] リー・モーガン / ヒアズ・リー・モーガン / RUNNING BROOK
『HERE’S LEE MORGAN』の4曲目は【RUNNING BROOK】(以下【ランニング・ブルック】)。 【ランニング・ブルック】は,ハード・バップ的なモードの香りが聴き所。“熱気”あふれる激しいハーモニーと,細かいフレーズをビシビシ決めながら ...
[CDレヴュー] リー・モーガン / ヒアズ・リー・モーガン / I 'M A FOOL TO WANT YOU
『HERE’S LEE MORGAN』の3曲目は【I’M A FOOL TO WANT YOU】(以下【アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー】)。 管理人は【アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー】を“世紀の名演”の類に入れたいと思っている。メン ...
[CDレヴュー] リー・モーガン / ヒアズ・リー・モーガン / MOGIE
『HERE’S LEE MORGAN』の2曲目は【MOGIE】(以下【モギー】)。 【モギー】には,まずジャズを愛することに取り組んだジャズメンの“魂”が宿っている。自分1人だけ先んじることもできるが,どこかで共演者の音とつながっている。全体との調和を ...
[CDレヴュー] リー・モーガン / ヒアズ・リー・モーガン / TERRIBLE “T”
『HERE’S LEE MORGAN』の1曲目は【TERRIBLE “T”】(以下【テリブル “T”】)。 【テリブル “T”】は,実に活きの良い,そしてバランスの良い演奏。“いい時代のジャズ”している! ポール・チェンバース〜アート・ブレイキー〜ウ ...
[CDレヴュー] リー・モーガン / ヒアズ・リー・モーガン
またしてもジャズ・ジャーナリズムへの苦言で申し訳ないが,サックス・シーンやピアノ・シーンでは,次世代のスターが“雨後の筍”のごとく登場している。 確かに騒がれるだけあって,皆,水準以上の実力者。“箸にも棒にも掛からない偽物だ〜”とか“金返せ〜”とかの“ ...
[CDレヴュー] レッド・ガーランド / グルーヴィー / HEY NOW
『GROOVY』の6曲目は【HEY NOW】(以下【ヘイ・ナウ】)。 【ヘイ・ナウ】での,レッド・ガーランドのピアノは最高に輝いている! 【ヘイ・ナウ】にはホーン奏者は不要である。ただただ,レッド・ガーランドのピアノに酔いしれるのみ。ガーランド「一世一 ...
[CDレヴュー] レッド・ガーランド / グルーヴィー / WHAT CAN I SAY, DEAR
『GROOVY』の5曲目は【WHAT CAN I SAY, DEAR?】(以下【ホワット・キャン・アイ・セイ・ディア】)。 【ホワット・キャン・アイ・セイ・ディア】での,小気味良さとスイング感が“ご機嫌”である。ついつい“指を鳴らして”リズム&カウント ...
[CDレヴュー] レッド・ガーランド / グルーヴィー / WILLOW WEEP FOR ME
『GROOVY』の4曲目は【WILLOW WEEP FOR ME】(以下【柳よ泣いておくれ】)。 【柳よ泣いておくれ】の判断が難しい。このトラックの“裏”題名は【柳よ】ではなく【ジャズ批評家よ泣いておくれ】である。 【柳よ泣いておくれ】は“ブルース・ ...
[CDレヴュー] レッド・ガーランド / グルーヴィー / WILL YOU STILL BE MINE?
『GROOVY』の3曲目は【WILL YOU STILL BE MINE?】(以下【ウィル・ユー・スティル・ビー・マイン?】)。 【ウィル・ユー・スティル・ビー・マイン?】における,レッド・ガーランドの名演には舌を巻く。これぞ“パウエル派”を完全に消化 ...
[CDレヴュー] レッド・ガーランド / グルーヴィー / GONE AGAIN
『GROOVY』の2曲目は【GONE AGAIN】(以下【ゴーン・アゲイン】)。 【ゴーン・アゲイン】は,お涙頂戴の一歩手前=しっとり系のバラード。この雰囲気がハマル。何より3人の“歌心溢れる”アドリブが素晴らしい。 レッド・ガーランドのアドリブは, ...
[CDレヴュー] レッド・ガーランド / グルーヴィー / C JAM BLUES
『GROOVY』の1曲目は【C−JAM BLUES】(以下【C ジャム・ブルース】)。 イエーイ,イッツ,グルーヴィー! 【C ジャム・ブルース】が流れ出すと,思わずそう叫びたくなる。 必死で叫ぶのを我慢しようとも,勝手に身体が反応してしまう。この強烈 ...
[CDレヴュー] レッド・ガーランド / グルーヴィー
“ジャズ通”もマニアの域に差し掛かると,気分はすっかり「ジャズ批評家」である。いっぱしにダメ出しなんぞしたくなる。 しかし不用意なダメ出しにはご注意を! 特に初心者にありがちなのがジャズ雑誌の“丸かじり”! 一瞬で,ジャズをなんにも分かっていない“トウ ...
[CDレヴュー] ハンク・モブレー / ハンク・モブレー・セクステット / MOBLEYMANIA
『HANK MOBLEY WITH DONALD BYRD AND LEE MORGAN』の4曲目は【MOBLEYMANIA】(以下【モブレーマニア】)。 凡庸な演奏の【モブレーマニア】に「よくぞこんなタイトルを付けてくれた」である。 テーマとセクステ ...
[CDレヴュー] ハンク・モブレー / ハンク・モブレー・セクステット / BARREL OF FUNK
『HANK MOBLEY WITH DONALD BYRD AND LEE MORGAN』の3曲目は【BARREL OF FUNK】(以下【バレル・オブ・ファンク】)。 【バレル・オブ・ファンク】の聴き所とはホレス・シルヴァー「一択」である。 ミディア ...
[CDレヴュー] ハンク・モブレー / ハンク・モブレー・セクステット / DOUBLE WHAMMY
『HANK MOBLEY WITH DONALD BYRD AND LEE MORGAN』の2曲目は【DOUBLE WHAMMY】(以下【ダブル・ワミー】)。 【ダブル・ワミー】は,キャッチーなテーマを持ってはいるが,活発なリズムが底から突き上げてくる ...
[CDレヴュー] ハンク・モブレー / ハンク・モブレー・セクステット / TOUCH AND GO
『HANK MOBLEY WITH DONALD BYRD AND LEE MORGAN』の1曲目は【TOUCH AND GO】(以下【タッチ・アンド・ゴー】)。 イントロの華やかな“ファンファーレ”が【タッチ・アンド・ゴー】のゴー・サイン! 全員にソ ...
[CDレヴュー] ハンク・モブレー / ハンク・モブレー・セクステット
ハンク・モブレーは“お人好し”である。こう書くと,首を縦に振る人がいることは分かっている。 首を縦に振る人の多くはハンク・モブレーの代表作『ソウル・ステーション』の愛聴家であろう。ソフトで控え目で繊細で心温まる“アンニュイ”なハンク・モブレー! これぞ ...
[CDレヴュー] ウェス・モンゴメリー / ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウイントン・ケリー / WHAT'S NEW
『SMOKIN’ AT THE HALF NOTE』の5曲目は【WHAT’S NEW】(以下【ホワッツ・ニュー】)。 【ホワッツ・ニュー】の名演は多いが,そこは有名ボーカル・ナンバー! トランペット,サックス,ピアノの名演がずらりと並び,ギターものは蚊 ...
[CDレヴュー] ウェス・モンゴメリー / ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウイントン・ケリー / FOUR ON SIX
『SMOKIN’ AT THE HALF NOTE』の4曲目は【FOUR ON SIX】(以下【フォー・オン・シックス】)。 【フォー・オン・シックス】は,軽快なリズムに乗せて耳馴染みのテーマが延々と変化を見せるナンバー。ついつい乗せられて,楽しくなっ ...
[CDレヴュー] ウェス・モンゴメリー / ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウイントン・ケリー / UNIT 7
『SMOKIN’ AT THE HALF NOTE』の3曲目は【UNIT 7】(以下【ユニット・セヴン】)。 【ユニット・セヴン】の“キレ”と“ノリ”は「特A級」の感動品! ウェス・モンゴメリーのオクターブ奏法が,一人カウンターの一人ユニゾン! そこへ ...
[CDレヴュー] ウェス・モンゴメリー / ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウイントン・ケリー / IF YOU COULD SEE ME NOW
『SMOKIN’ AT THE HALF NOTE』の2曲目は【IF YOU COULD SEE ME NOW】(以下【イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ】)。 【イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ】は,極上バラード! このロマンティックなメロディ ...
[CDレヴュー] ウェス・モンゴメリー / ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウイントン・ケリー / NO BLUES
『SMOKIN’ AT THE HALF NOTE』の1曲目は【NO BLUES】(以下【ノー・ブルース】)。 【ノー・ブルース】こそ,ジャズ・ギターの金字塔! このトラックを聴いてジャズ・ギターに目覚めた人もいれば「もう手が出ない,自分には無理だ」と ...
[CDレヴュー] ウェス・モンゴメリー / ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウイントン・ケリー
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(映画)の中で,主人公がエレキ・ギターをライトハンドかなんかで弾き鳴らし,きょとんとした聴衆の反応に「まだ早かったか」みたいなヒトコマがある(あるはずでは? 映画は詳しくないので間違っていたら読み流してくださいね)。 ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング / SMILE
『DEXTER CALLING...』の7曲目は【SMILE】(以下【スマイル】)。 喜劇王チャーリー・チャップリンの名バラード【スマイル】であるが,ジャズ界のロング・トール王=デクスター・ゴードンは,成功へのバラードの歩みを捨て,ミディアム・テンポでの熱 ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング / ERNIE'S TUNE
『DEXTER CALLING...』の6曲目は【ERNIE’S TUNE】(以下【アーニーズ・チューン】)。 【アーニーズ・チューン】では,デクスター・ゴードンの中に住む「天使(アルト・サックス)と悪魔(テナー・サックス)」が同時に顔を出している。 イ ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング / CLEAR THE DEX
『DEXTER CALLING...』の5曲目は【CLEAR THE DEX】(以下【クリア・ザ・デックス】)。 【クリア・ザ・デックス】は,タイトル通りの「デクスター・ゴードンの魅力“剥き出し”」ナンバー。後乗り+デックス節の大炸裂である。 イントロか ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング / THE END OF A LOVE AFFAIR
『DEXTER CALLING...』の4曲目は【THE END OF A LOVE AFFAIR】(以下【情事の終わり】)。 ミディアム・テンポでスインギーな【情事の終わり】に,不適切な関係の後ろめたさは感じない。切れそうで切れない。離れようとすればする ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング / I WANT MORE
『DEXTER CALLING...』の3曲目は【I WANT MORE】(以下【アイ・ウォント・モア】)。 これぞ「後乗りのデックス」の真骨頂! 【アイ・ウォント・モア】には,4人の細やかな“決まり事”が見え隠れするが,デクスター・ゴードン1人が「後乗り ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング / MODAL MOOD
『DEXTER CALLING...』の2曲目は【MODAL MOOD】(以下【モーダル・ムード】)。 【モーダル・ムード】のタイトル通り,モード・イディオムを用いてはいるが,その中身はムードだけが“モード風”のハード・バップである。 デクスター・ゴード ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング / SOUL SISTER
『DEXTER CALLING...』の1曲目は【SOUL SISTER】(以下【ソウル・シスター】)。 【ソウル・シスター】を聴くと,いつでも身体に電流が流れる思いがする。熱演ではない。小粋なブルースである。しかしだからこそ“しびれて”しまう。 ここは ...
[CDレヴュー] デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング
師走。歳末。流行語大賞の発表である。 2005年の流行語として「ちょいモテオヤジ」が選ばれた。「ちょいモテ」って,本当に流行っているのか? 「ちょい不良(ワル)」のような気がするが…。 「ちょいモテ」「ちょい不良(ワル)」の真偽は置いといて,管理人が ...
[CDレヴュー] ソニー・クラーク / クール・ストラッティン / DEEP NIGHT
『COOL STRUTTIN’』の4曲目は【DEEP NIGHT』(以下【ディープ・ナイト】)。 【ディープ・ナイト】にこそ“日本人が愛した”ソニー・クラークの魅力が全て詰まっている。そう。マイナー調を基本に「軽快なノリと深み」が同居している。 中盤 ...
[CDレヴュー] ソニー・クラーク / クール・ストラッティン / SIPPIN' AT BELLS
『COOL STRUTTIN’』の3曲目は【SIPPIN’ AT BELLS』(以下【シッピン・アット・ベルズ】)。 【シッピン・アット・ベルズ】は,ビ・バップ! 何と言ってもジャッキー・マクリーンである! 【シッピン・アット・ベルズ】におけるジャッキ ...
[CDレヴュー] ソニー・クラーク / クール・ストラッティン / BLUE MINOR
『COOL STRUTTIN’』の2曲目は【BLUE MINOR』(以下【ブルー・マイナー】)。 【ブルー・マイナー】には,古き良き時代“ジャズ最盛期”の香りが“プンプン”漂っている。この熱気,テンションが醸し出す雰囲気こそ,ファンキー・ジャズの代表格 ...
[CDレヴュー] ソニー・クラーク / クール・ストラッティン / COOL STRUTTIN'
『COOL STRUTTIN’』の1曲目は【COOL STRUTTIN’』(以下【クール・ストラッティン】)。 “洗練された都会の女性が,自分の魅力を嫌味なく誇示しながら,颯爽と歩いている。向かうはデートの待ち合わせ場所?” こんな感じで,自由にイマジ ...
[CDレヴュー] ソニー・クラーク / クール・ストラッティン
まだまだ続く韓流ブーム。もはやその人気は本国での人気を完全に凌駕している。“ヨン様”の大ブレイクと共に韓流は日本の奥様方に根付いた“日本独自の文化”と呼んでも過言ではないだろう。 「ベースボール」が「野球」に変貌したのと同じように,中身が本国のそれとは ...
[CDレヴュー] マイルス・デイビス / ラウンド・アバウト・ミッドナイト / DEAR OLD STOCKHOLM
『’ROUND ABOUT MIDNIGHT』の6曲目は【DEAR OLD STOCKHOLM】(以下【ディア・オールド・ストックホルム】)。 【ディア・オールド・ストックホルム】は,おいしい聴き所が幾つも散りばめられているので,それらを一つ一つ見つけ ...
[CDレヴュー] マイルス・デイビス / ラウンド・アバウト・ミッドナイト / TADD'S DELIGHT
『’ROUND ABOUT MIDNIGHT』の5曲目は【TADD’S DELIGHT】(以下【タッズ・ディライト】)。 【タッズ・ディライト】は,マイルス・デイビスとジョン・コルトレーンのコンビネーションこそが聴き所。ユニゾンでのハーモニーが,いかに ...
[CDレヴュー] マイルス・デイビス / ラウンド・アバウト・ミッドナイト / BYE BYE BLACKBIRD
『’ROUND ABOUT MIDNIGHT』の4曲目は【BYE BYE BLACKBIRD】(以下【バイ・バイ・ブラックバード】)。 ジャズ・スタンダードの代表格である【バイ・バイ・ブラックバード】の名演は多いが,数ある名演の中でもこのトラックがいい ...
[CDレヴュー] マイルス・デイビス / ラウンド・アバウト・ミッドナイト / ALL OF YOU
『’ROUND ABOUT MIDNIGHT』の3曲目は【ALL OF YOU】(以下【オール・オブ・ユー】)。 【オール・オブ・ユー】は,軽快で“おちゃめな”マイルス・デイビスを楽しむのにもってこい。 “強面”で“シリアス”なマイルス・デイビスしか知 ...
[CDレヴュー] マイルス・デイビス / ラウンド・アバウト・ミッドナイト / AH-LEU-CHA
『’ROUND ABOUT MIDNIGHT』の2曲目は【AH−LEU−CHA】(以下【アー・リュー・チャ】)。 【ラウンド・ミッドナイト】(1曲目)の余韻を楽しみたいのに,2曲目がうるさいし,古臭いし…。 これが正直,管理人の【アー・リュー・チャ】に ...
[CDレヴュー] マイルス・デイビス / ラウンド・アバウト・ミッドナイト / 'ROUND MIDNIGHT
『’ROUND ABOUT MIDNIGHT』の1曲目は【’ROUND MIDNIGHT】(以下【ラウンド・ミッドナイト】)。 まず気になるだろうから,この「ABOUT」表記の有無について触れておこう。 「当初は【ラウンド・アバウト・ミッドナイト】とし ...