この記事は「スーパートリビア」の「グラミー賞 ジャズ部門」との連動記事です。 「スーパートリビア」の記事で記したように,CD購入済の「グラミー・受賞作」(または「グラミー・ノミネート作」)の“お祝いレビュー”(あるいは“残念レビュー”)をUPいたしま ...
[CDレヴュー] 深町 純 / 深町 純 & ザ・ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ / GYPSY JELLO
『JUN FUKAMACHI & THE NEW YORK ALL STARS LIVE』の7曲目は【GYPSY JELLO】(以下【ジプシー・ジェロ】)。 【ジプシー・ジェロ】は,爽やかフュージョンの佳曲。 リチャード・ティーのキーボードが奇麗にお膳 ...
[CDレヴュー] 深町 純 / 深町 純 & ザ・ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ / DANCE OF PARANOIA OP.2
『JUN FUKAMACHI & THE NEW YORK ALL STARS LIVE』の6曲目は【DANCE OF PARANOIA OP.2】(以下【ダンス・オブ・パラノイア OP.2】)。 深町純作曲の【ダンス・オブ・パラノイア OP.2】は, ...
[CDレヴュー] 深町 純 / 深町 純 & ザ・ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ / INSIDE OUT
『JUN FUKAMACHI & THE NEW YORK ALL STARS LIVE』の4曲目は【INSIDE OUT】(以下【インサイド・アウト】)。 ブレッカー・ブラザーズの人気曲を「ニューヨーク・オールスターズ」のメンバーで力演した【インサイド ...
[CDレヴュー] 深町 純 / 深町 純 & ザ・ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ / ROCKS
『JUN FUKAMACHI & THE NEW YORK ALL STARS LIVE』の1曲目は【ROCKS】(以下【ロックス】)。 イントロ1分3秒までの「ニューヨーク・オールスターズ」全員での演奏が実に分厚いアンサンブルで「オーッ」と反応してい ...
[CDレヴュー] 深町 純 / 深町 純 & ザ・ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ
日本に西海岸のフュージョンを紹介したのが渡辺貞夫であるならば,東海岸のフュージョンを紹介したのが深町純である。 ここで言う紹介とは「誰々,こういう人がいます」の紹介ではなく共演するということ。アメリカでも成功した渡辺貞夫なら分かる。一方で当時はアメリ ...
[CDレヴュー] グローヴァー・ワシントンJR. / ワインライト / JUST THE TWO OF US
『WINELIGHT』の5曲目は【JUST THE TWO OF US】(以下【クリスタルの恋人たち】)。 【クリスタルの恋人たち】については,スムーズ・ジャズではなくAORの文脈で語られるべき名曲である。 グローヴァー・ワシントン・JR.の出番は間奏 ...
[CDレヴュー] グローヴァー・ワシントンJR. / ワインライト / IN THE NAME OF LOVE
『WINELIGHT』の3曲目は【IN THE NAME OF LOVE】(以下【イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ】)。 【イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ】は,ソフトでシルキーな柔らかな肌触りが残る大人びたメロウ・チューン。 グローヴァー・ワシントン・JR. ...
[CDレヴュー] グローヴァー・ワシントンJR. / ワインライト / LET IT FLOW(FOR ”DR. J”)
『WINELIGHT』の2曲目は【LET IT FLOW(FOR“DR.J”)】(以下【レット・イット・フロウ】)。 【レット・イット・フロウ】は,再びマーカス・ミラーのベース・フィーチャリング。 2分23秒からと4分9秒からの一段とリキの入ったチョ ...
[CDレヴュー] グローヴァー・ワシントンJR. / ワインライト / WINELIGHT
『WINELIGHT』の1曲目は【WINELIGHT】(以下【ワインライト】)。 『WINELIGHT』の表が【クリスタルの恋人たち】であるならば『WINELIGHT』の裏が表題曲の【ワインライト】である。 【ワインライト】には管理人の大好きなグロー ...
[CDレヴュー] グローヴァー・ワシントンJR. / ワインライト
『WINELIGHT』(以下『ワインライト』)は,時代が産んだスムーズ・ジャズの大名盤。 そのせいでグローヴァー・ワシントン・JR.は得をしたのか,損をしたのか? 『ワインライト』でグラミー賞の2部門を獲得し,お金と名声と手に入れたのは良かったが,コア ...
[CDレヴュー] ウィル&レインボー / オーヴァー・クリスタル・グリーン / DON'T LET ME BE LONELY TONIGHT
『OVER CRYSTAL GREEN』の5曲目は【DON’T LET ME BE LONELY TONIGHT】(以下【ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト】)。 ジェームス・テイラーの【ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト】 ...
[CDレヴュー] ウィル&レインボー / オーヴァー・クリスタル・グリーン / SEASCAPE
『OVER CRYSTAL GREEN』の3曲目は【SEASCAPE】(以下【シースケープ】)。 ボブ・バーグの訃報を聞いた後に,ボブ・バーグの遺作関連(本当は生前に発売済だった)で最初に聴いたのが【シースケープ】だったように思う。 今は亡きボブ・バー ...
[CDレヴュー] ウィル&レインボー / オーヴァー・クリスタル・グリーン / I'LL FLY AWAY
『OVER CRYSTAL GREEN』の2曲目は【I’LL FLY AWAY】(以下【アイル・フライ・アウェイ】)。 白眉のバラード・ナンバーである【アイル・フライ・アウェイ】の聴き所は,ランディ・ブレッカーのミュート・トランペットの名演にある。 テ ...
[CDレヴュー] ウィル&レインボー / オーヴァー・クリスタル・グリーン / A SONG FOR YOU
『OVER CRYSTAL GREEN』の1曲目は【A SONG FOR YOU】(以下【ソング・フォー・ユー】)。 レオン・ラッセルの永遠の名曲【ソング・フォー・ユー】のカヴァーのはずが,原曲のイメージはほとんど残されていない。管理人が初めて【ソング ...
[CDレヴュー] ウィル&レインボー / オーヴァー・クリスタル・グリーン
恥ずかしながらフュージョン黎明期の人気グループであった「ウィル&レインボー」のことを知ったのも,ウィル・ブールウェアのことを知ったのも,2005年以降のことである。 きっかけはリチャード・ボナ繋がりである。ウィル・ブールウェアの3枚のソロ・アルバム『 ...
[CDレヴュー] トム・スコット / キャノン・リローデッド〜キャノンボール・アダレイ・オールスター・トリビュート
この記事は「スーパートリビア」の「グラミー賞 ジャズ部門」との連動記事です。 「スーパートリビア」の記事で記したように,CD購入済の「グラミー・受賞作」(または「グラミー・ノミネート作」)の“お祝いレビュー”(あるいは“残念レビュー”)をUPいたしま ...
[CDレヴュー] マンハッタン・ジャズ・クインテット / 枯葉 / MOOD PIECE
『AUTUMN LEAVES』の5曲目は【MOOD PIECE】(以下【ムード・ピース】)。 【ムード・ピース】は『AUTUMN LEAVES』唯一のバラードにして,唯一のオリジナル・ナンバー。 「マンハッタン・ジャズ・クインテット」を聴く楽しみの多 ...
[CDレヴュー] マンハッタン・ジャズ・クインテット / 枯葉 / AUTUMN LEAVES
『AUTUMN LEAVES』の4曲目は【AUTUMN LEAVES】(以下【枯葉】)。 【枯葉】の入りはマイルス・デイビスを感じさせる王道的な展開であるが,曲が進むにつれて,長めのソロ廻しで聴かせるトラックであることが判明していく。もはやマイルス・デ ...
[CDレヴュー] マンハッタン・ジャズ・クインテット / 枯葉 / CONFIRMATION
『AUTUMN LEAVES』の3曲目は【CONFIRMATION】(以下【コンファメーション】)。 【コンファメーション】については毎度のことなのだが,今回のデビッド・マシューズを持ってしても,職人集団「マンハッタン・ジャズ・クインテット」を持ってし ...
[CDレヴュー] マンハッタン・ジャズ・クインテット / 枯葉 / RECADO BOSSA NOVA
『AUTUMN LEAVES』の2曲目は【RECADO BOSSA NOVA】(以下【リカード・ボサノバ】)。 サンバのリズムで全員が踊っている演奏だというのに,こんなにも【リカード・ボサノバ】が都会的な曲に仕上がるなんて! デビッド・マシューズの超絶 ...
[CDレヴュー] マンハッタン・ジャズ・クインテット / 枯葉 / JORDU
『AUTUMN LEAVES』の1曲目は【JORDU】(以下【ジョードゥ】)。 ここで否定しておく。今では決して「マンハッタン・ジャズ・クインテット」のことを「投低打高」だと思っているわけではない。ただし【ジョードゥ】を聴くと,今でも昔のなごりで,ステ ...
[CDレヴュー] マンハッタン・ジャズ・クインテット / 枯葉
ジャズ・コレクターを悩ますのが「日本企画盤」の扱いであろう。「日本企画盤」とは日本のレコード会社が「こういう内容と曲目でお願いする」といった感じで,海外のジャズ・ミュージシャンにオファーを出して制作されたアルバムのことである。 趣旨からして当然ながら日 ...
[CDレヴュー] ジム・ホール / アランフェス協奏曲 / CONCIERTO DE ARANJUEZ
『CONCIERTO』の4曲目は【CONCIERTO DE ARANJUEZ】(以下【アランフェス協奏曲】)。 【アランフェス協奏曲】を直接知らない人であっても,時代劇ファンなら「これ知っている」と述べるはず。それが【アランフェス協奏曲】は,テレビ朝日 ...
[CDレヴュー] ジム・ホール / アランフェス協奏曲 / THE ANSWER IS YES
『CONCIERTO』の3曲目は【THE ANSWER IS YES】(以下【アンサー・イズ・イエス】)。 【アンサー・イズ・イエス】の答えはYES! 主役=ジム・ホールにYES! ヒーロー=チェット・ベイカーにYES! 聴き所=ローランド・ハナにYE ...
[CDレヴュー] ジム・ホール / アランフェス協奏曲 / YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
『CONCIERTO』の1曲目は【YOU’D BE SO NICE TO COME HOME TO】(以下【ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ】)。 【ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ】での,セクステットの面々に賛 ...
[CDレヴュー] ジム・ホール / アランフェス協奏曲
ギターがジャズの「主要楽器」としての地位を確立したのは,エレキ・ギターの登場以降であろう。 エレキ以前のギターについて語るなら,それがどんなにいいアドリブであったとしても“隣りで鳴り響く”大音量のトランペットやサックスのフレーズで一瞬にして“かき消され ...
MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-21
《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。 『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...
[CDレヴュー] アル・ディメオラ / エレガント・ジプシー / FLIGHT OVER RIO
『ELEGANT GYPSY』の1曲目は【FLIGHT OVER RIO】(以下【フライト・オーヴァー・リオ】)。 『エレガント・ジプシー』批評の中では【レース・ウィズ・デビル・オン・スパニッシュ・ハイウェイ】の一択,と書いてシカトしているが,本当はそ ...
[CDレヴュー] アル・ディメオラ / エレガント・ジプシー
管理人は何を隠そうヘヴィメタ育ち。エヘヘ。 フュージョンに出会ったのは中1の頃。それはヘヴィ・メタルに代わるヘヴィ・メタルに似た音楽を探していたから! もう少し詳しく書くとヘヴィ・メタルのギターが大好き。だけどあの暴力的で不道徳で退廃した歌詞が大嫌い ...
[CDレヴュー] チック・コリア / アルティメット・アドヴェンチャー
この記事は「スーパートリビア」の「グラミー賞 ジャズ部門」との連動記事です。 「スーパートリビア」の記事で記したように,CD購入済の「グラミー・受賞作」(または「グラミー・ノミネート作」)の“お祝いレビュー”(あるいは“残念レビュー”)をUPいたしま ...