『WISHES』の5曲目は【ELECTRIC ESPHEMERON】(以下【エレクトリック・イフェメロン】)。 シャッフル・リズムでのスイング・ナンバー【エレクトリック・イフェメロン】は“電化マイルス”が実験していた新しいロック&ファンクに対する菊地雅 ...
[CDレヴュー] 東風 / ウィッシズ / PACIFIC HUSHES
『WISHES』の4曲目は【PACIFIC HUSHES】(以下【パシフィック・ハッシズ】)。 バンド名としての「東風」を地で行くのが【パシフィック・ハッシズ】であろう。思うに菊地雅章は【パシフィック・ハッシズ】録音のどこかの時点で「東風」というバンド ...
[CDレヴュー] 東風 / ウィッシズ / LA MOCA ESTA DORMINDO
『WISHES』の3曲目は【LA MOCA ESTA DORMINDO】(以下【ラ・モサ・エスタ・ドルミエンド(眠れる女)】)。 ゆったりとした流れの中でスティーヴ・グロスマンとデイヴ・リーブマンの渋めのアドリブに聴き惚れる【ラ・モサ・エスタ・ドルミエ ...
[CDレヴュー] 東風 / ウィッシズ / CARIBBEAN BLUE
『WISHES』の2曲目は【CARIBBEAN BLUE】(以下【カリビアン・ブルー】)。 ラテンのリズムで書かれたブルース・ナンバー【カリビアン・ブルー】の聴き所はアンソニー・ジャクソンのベースであり,レジー・ルーカスのカッティング・ギターである。す ...
[CDレヴュー] 東風 / ウィッシズ / AURORAL FLARE;PART 1 (BASED ON GAGAKU−”HYOJO:KANSHU”)〜AURORAL FLARE;PART 2
『WISHES』の1曲目は【AURURAL FLARE;PART 1(BASED ON GAGAKU−“HYOJO:KANSHU”)〜AURURAL FLARE;PART 2】(以下【オーロラル・フレア;パート1(原曲:雅楽〜平調「甘州」)〜パート2】) ...
[CDレヴュー] 東風 / ウィッシズ
菊地雅章の“電化マイルス”大接近と来れば1981年の『SUSUTO』と1982年の『ONE WAY TRAVELLER』と思われているが,実はその5年前に,それこそ正規“電化マイルス”のサイドメンたちと,トランペッターをマイルス・デイビスから日野皓正に ...
[CDレヴュー] 日野=菊地クインテット / HINO=KIKUCHI QUINTET / H.G. AND PRETTY
『HINO=KIKUCHI QUINTET』の4曲目は【H.G. AND PRETTY】(以下【H.G.アンド・プリティ】)。 マイルス・デイビスに寄せたハード・バップ調アップ・チューンの【H.G.アンド・プリティ】で日野皓正の端正なトランペットが素晴 ...
[CDレヴュー] 日野=菊地クインテット / HINO=KIKUCHI QUINTET / LONG TRIP
『HINO=KIKUCHI QUINTET』の3曲目は【LONG TRIP】(以下【ロング・トリップ】)。 【ネフェルティティ】をモチーフにしたようなテーマで始まる【ロング・トリップ】は,菊地雅章のピアノ・トリオのクリエイティブなリズムがチリバツ。 絶 ...
[CDレヴュー] 日野=菊地クインテット / HINO=KIKUCHI QUINTET / IDEAL PORTRAIT
『HINO=KIKUCHI QUINTET』の2曲目は【IDEAL PORTRAIT】(以下【アイデアル・ポートレート】)。 【アイデアル・ポートレート】は,いかにもモーダルなバラード。ハーモニーや2管ユニゾンのパートはウェイン・ショーター色だし,ピア ...
[CDレヴュー] 日野=菊地クインテット / HINO=KIKUCHI QUINTET / TENDER PASSION
『HINO=KIKUCHI QUINTET』の1曲目は【TENDER PASSION】(以下【テンダー・パッション】)。 【テンダー・パッション】をいつ聴いても感じるのが「新鮮味」である。 現在も追いかけ続けているヒノテルとプーさんの演奏が(レコードだ ...
[CDレヴュー] 日野=菊地クインテット / HINO=KIKUCHI QUINTET
「日野=菊地クインテット」の『HINO=KIKUCHI QUINTET』(以下『日野=菊地クインテット』)については,J−ジャズ史に残る“伝説の双頭コンボ”と語られることが多いのだが,管理人ならJ−ジャズ史上初めて誕生したワールドクラスのジャズ・コンボと ...
[CDレヴュー] 高柳 昌行と新世紀音楽研究所 / 銀巴里セッション / IF I WERE A BELL
『“GINPARIS SESSION”〜JUNE 26,1963〜』の3曲目は【IF I WERE A BELL】(以下【イフ・アイ・ワー・ア・ベル】)。 【イフ・アイ・ワー・ア・ベル】の主役はマイルス・デイビスのポジションを務める日野皓正のトランペッ ...
[CDレヴュー] 高柳 昌行と新世紀音楽研究所 / 銀巴里セッション
高柳昌行と新世紀音楽研究所の『“GINPARIS SESSION”〜June 26,1963〜』(以下『銀巴里セッション』)とはJ−ジャズ版の『バードランドの夜』である。 つまりハード・バップ誕生のドキュメントを記録したのがアート・ブレイキー・クインテ ...
[CDレヴュー] 青木 智仁 / ダブル・フェイス / AMBOSELI
『DOUBLE FACE』の6曲目は【AMBOSELI】。 【TRIBORO BRIDGE〜MEMORIES OF M.K.】のSEがイントロで再び流れてくる【AMBOSELI】だが,今度は4ビートに転調して日野皓正の大登場! 右チャンネルにジャズ・ ...
[CDレヴュー] 小林 香織 / ファイン / MOMENT OF LONELINESS
『FINE』の8曲目は【MOMENT OF LONELINESS】(以下【モーメント・オブ・ロンリネス】。 ジャズ/フュージョンに“恋する”小林香織が,憧れの日野皓正と初共演した【モーメント・オブ・ロンリネス】であるが,2人の相性はよろしくない。 これ ...
[CDレヴュー] 小林 香織 / ファイン
音楽,歌手は“歌”そのものが良ければ,ルックス(ビジュアル)は関係ない。ましてジャズ/フュージョンは…。 巷でそんな声を耳にする。果たしてそうだろうか? ここで某個人名に言及することは避けるが,管理人的には「もっとルックスが良かったら爆発的に売れただ ...