『ETERNAL AFFECTION』の4曲目は【BYAKU−YA】(以下【白夜】)。 ロマンティックなジャズ・ワルツの【白夜】を聴いていると川嶋哲郎の「線の細さ」が気になってしまう。 ウォームでムーディーなナンバーでも曲調に流されることなくテナー・ ...
[CDレヴュー] 川嶋 哲郎 / エターナル・アフェクション / SONNYMOON FOR TWO
『ETERNAL AFFECTION』の3曲目は【SONNYMOON FOR TWO】(以下【ソニー・ムーン・フォー・トゥー】)。 【ソニー・ムーン・フォー・トゥー】で,コルトレーン派の川嶋哲郎の中にいるソニー・ロリンズが噴出している。 ソニー・ロリン ...
[CDレヴュー] 川嶋 哲郎 / エターナル・アフェクション / IT'S EASY TO REMEMBER
『ETERNAL AFFECTION』の2曲目は【IT’S EASY TO REMEMBER】(以下【イッツ・イージー・トゥ・リメンバー】)。 ジョン・コルトレーンが『バラード』で演奏した【イッツ・イージー・トゥ・リメンバー】を川嶋哲郎はバラード調では ...
[CDレヴュー] 川嶋 哲郎 / エターナル・アフェクション / SPHINX
『ETERNAL AFFECTION』の1曲目は【SPHINX】(以下【スフィンクス】)。 川嶋哲郎のテナー・サックス・ソロで始まる【スフィンクス】だがイントロが迫力不足。 【スフィンクス】の本当の始まり,もっと言えば川嶋哲郎のソロ活動のキャリアの始ま ...
[CDレヴュー] 川嶋 哲郎 / エターナル・アフェクション
先回は大坂昌彦批評について書いたので今回は川嶋哲郎批評について書こうと思う。 この出だしの言葉を読んだだけでピンときた方は「スイングジャーナル」誌の愛読者であろう。あるいは大坂昌彦&原朋直クインテットの大ファンであろう。 そう。大坂昌彦が「スイングジャ ...
[CDレヴュー] ジャズ・ワークショップ / THE SEXTET / MU-JIKO MU-IHAN
『THE SEXTET』の4曲目は【MU−JIKO MU−IHAN】(以下【無事故無違反】)。 【無事故無違反】は,セロニアス・モンクが大好きな大西純子の笑顔こぼれる痛快ナンバー。 急発進・急停車風のテーマ部が途中で倍速になるのだが,それでも【無事故 ...
[CDレヴュー] ジャズ・ワークショップ / THE SEXTET / BENNY'S BAG
『THE SEXTET』の2曲目は【BENNY’S BAG】(以下【ベニーズ・バッグ】)。 【ベニーズ・バッグ】とは「フィーチャリング・岡崎好朗」であり「フィーチャリング・ミュート・トランペット」。 ミュート・トランペットのカウンターを付けるアルト・ ...
[CDレヴュー] ジャズ・ワークショップ / THE SEXTET / PRINCESS SWALLOW
『THE SEXTET』の1曲目は【PRINCESS SWALLOW】(以下【プリンセス・スワロー】)。 典型的なハード・バップ・フォーマットで演奏される【プリンセス・スワロー】は『THE SEXTET』はジャズ・ワークショップの「顔見せ」的な1曲。フ ...
[CDレヴュー] ジャズ・ワークショップ / THE SEXTET
ジャズ・ワークショップ名義の(ミンガスとは無関係な大西順子のジャズ・ワークショップとはグループ名ではなくプロジェクトの総称を指すのだが)『THE SEXTET』は「大西順子買い」であった。 当初の目的通り『THE SEXTET』は「大西順子聴き」。そ ...