『GRP SUPER LIVE IN CONCERT』(以下『GRPスーパー・ライブ!』)はGRPがチック・コリアを獲得した記念盤としてリリースされたアルバムである。 『THE CHICK COREA ELEKTRICK BAND』『LIGHT YEA ...
[CDレヴュー] チック・コリア&ジョン・マクラフリン / ファイヴ・ピース・バンド・ライヴ
この記事は「スーパートリビア」の「グラミー賞 ジャズ部門」との連動記事です。 「スーパートリビア」の記事で記したように,CD購入済の「グラミー・受賞作」(または「グラミー・ノミネート作」)の“お祝いレビュー”(あるいは“残念レビュー”)をUPいたしま ...
[CDレヴュー] 本多 俊之 / リード・マイ・リップス / HIGH SPEED CHASE
『REED MY LIPS』の8曲目は【HIGH SPEED CHASE】(以下【ハイ・スピード・チェイス】)。 【ハイ・スピード・チェイス】は,ハードで明快なフュージョン・チューン。 キャッチーなテーマを軸としてキメキメのユニゾンを織り交ぜながら,本 ...
[CDレヴュー] 本多 俊之 / リード・マイ・リップス / FANCY FREE
『REED MY LIPS』の6曲目は【FANCY FREE】(以下【ファンシィ・フリー】)。 1曲目の【クラッシュ・コース】が本田雅人なら6曲目の【ファンシィ・フリー】はMALTAである。 本多俊之が演奏するMALTAに寄せた演奏は完成度がかなり高い ...
[CDレヴュー] 本多 俊之 / リード・マイ・リップス / MIND GAMES
『REED MY LIPS』の4曲目は【MIND GAMES】(以下【マインド・ゲーム】)。 【マインド・ゲーム】の聴き所は,ソプラノ・サックスの「暗めの表情」一発である。 「人間の肉声に一番近い楽器」と称されるサックスにあって,ソプラノ・サックスの多 ...
[CDレヴュー] 本多 俊之 / リード・マイ・リップス / INASE NIGHT
『REED MY LIPS』の3曲目は【INASE NIGHT】(以下【イナセ・ナイト】)。 【イナセ・ナイト】が,現在進行形の本多俊之の生音に1番近い。 そう。「ラジオ・クラブ」からオリエンタルを間引いた音が【イナセ・ナイト】である。 ただし本多俊 ...
[CDレヴュー] 本多 俊之 / リード・マイ・リップス / CRASH COURSE
『REED MY LIPS』の1曲目は【CRASH COURSE】(以下【クラッシュ・コース】)。 【クラッシュ・コース】こそが,本多俊之が演奏したくてたまらなかった,激熱セッション・フュージョン・ナンバー。 ヴィニー・カリウタの猛プッシュを受けたニー ...
[CDレヴュー] 本多 俊之 / リード・マイ・リップス
ジャズ/フュージョンの実力派サックス・プレイヤーとして活動していた本多俊之だったが,幸か不幸か,「ニュースステーション」&『マルサの女』の大ヒット以来,TV・CM・映画での多国籍系音楽のリリースばっかり。 ジャズ/フュージョンを演奏する本多俊之のファ ...
[CDレヴュー] ヴィニー・カリウタ / VINNIE COLAIUTA / JOHN'S BLUES
『VINNIE COLAIUTA』の4曲目は【JOHN’S BLUES】(以下【ジョンズ・ブルース】)。 ジョン・マクラフリンへと捧げた【ジョンズ・ブルース】。ヴィニー・カリウタにとってのジョン・マクラフリンとはマイルス・デイビス『BITCHES BR ...
[CDレヴュー] ヴィニー・カリウタ / VINNIE COLAIUTA / CHAUNCEY
『VINNIE COLAIUTA』の3曲目は【CHAUNCEY】(以下【チョーンシー】)。 ヴィニー・カリウタの“乾いた”5/4の変拍子がイントロから大音量で流れ出す【チョーンシー】は,スネアを2回,続いてタムを2回思いっきり叩く時間帯が実に印象的で, ...
[CDレヴュー] ヴィニー・カリウタ / VINNIE COLAIUTA / PRIVATE EARTHQUAKE:ERROR 7
『VINNIE COLAIUTA』の2曲目は【PRIVATE EARTHQUAKE:ERROR 7】(以下【プライヴェート・アースクウェイク:エラー7】)。 【プライヴェート・アースクウェイク:エラー7】は,シャッフル・ビートによるヴィニー・カリウタと ...
[CDレヴュー] ヴィニー・カリウタ / VINNIE COLAIUTA / I'M TWEEKED/ATTACK OF THE 20LB PIZZA
『VINNIE COLAIUTA』の1曲目は【I’M TWEEKED/ATTACK OF THE 20LB PIZZA】(以下【アイム・トゥイークド/アタック・オブ・ザ・20ポンド・ピッツァ】)。 「暗雲立ち込める」的な“不穏な空気”が曲全体を支配する ...
[CDレヴュー] ヴィニー・カリウタ / VINNIE COLAIUTA
ドラマーについては(勿論,他の楽器についても無知ではありますが)熱く語れるほどの知識と自信を持ち合わせていない管理人。ブライアン・ブレイドが登場する前までは「お奨めのドラマーは?」と尋ねられたなら,ヴィニー・カリウタと答えていた。 ブライアン・ブレイド ...
[CDレヴュー] リッピントンズ・フィーチャリング・ラス・フリーマン / 聖ジェームス・クラブへようこそ / TROPIC OF CAPRICORN
『WELCOME TO THE ST.JAMES’ CLUB』の6曲目は【TROPIC OF CAPRICORN】(以下【南回帰線】)。 【南回帰線】のワクワク・ソンゴが大盛り上がり! ヴィニー・カリウタの超絶ドラムの乱れ打ち〜バンド・メンバーのソロ廻 ...
[CDレヴュー] リッピントンズ・フィーチャリング・ラス・フリーマン / 聖ジェームス・クラブへようこそ
リッピントンズのことを知ったのは,ラス・フリーマンのことを知ったのは,T−スクェアの『NATURAL』であった。 そう。T−スクェアの『NATURAL』はラス・フリーマン・プロデュース。かねてからアメリカ進出を目指してきたT−スクェアが,本気で「世界を ...
[CDレヴュー] ハービー・ハンコック / リヴァー〜ジョニ・ミッチェルへのオマージュ
この記事は「スーパートリビア」の「グラミー賞 ジャズ部門」との連動記事です。 「スーパートリビア」の記事で記したように,CD購入済の「グラミー・受賞作」(または「グラミー・ノミネート作」)の“お祝いレビュー”(あるいは“残念レビュー”)をUPいたしま ...
[CDレヴュー] チック・コリア / アルティメット・アドヴェンチャー
この記事は「スーパートリビア」の「グラミー賞 ジャズ部門」との連動記事です。 「スーパートリビア」の記事で記したように,CD購入済の「グラミー・受賞作」(または「グラミー・ノミネート作」)の“お祝いレビュー”(あるいは“残念レビュー”)をUPいたしま ...
[CDレヴュー] デヴィッド・サンボーン / クローズ・アップ / SO FAR AWAY
『CLOSE−UP』の8曲目は【SO FAR AWAY】(以下【ソー・ファー・アウェイ】)。 管理人にとって【ソー・ファー・アウェイ】とは「TOKYO FM 交通情報」BGM。もはやそれ以上でもそれ以下でもない。歴代1位の交通情報BGM。 なにも【ソ ...
[CDレヴュー] デヴィッド・サンボーン / クローズ・アップ / GOODBYE
『CLOSE−UP』の4曲目は【GOODBYE】(以下【グッドバイ】)。 【グッドバイ】の聴き所は“センチメンタルでノスタルジックでエモーショナルな”デヴィッド・サンボーンのアルト・サックスに違いない。しかしある一線を越えた所で,聴き込めば聴き込む程「 ...
[CDレヴュー] デヴィッド・サンボーン / クローズ・アップ / LESLEY ANN
『CLOSE−UP』の3曲目は【LESLEY ANN】(以下【レスリー・アン】)。 【レスリー・アン】とは「ザ・ドラマティック」! 幻想的なリッキー・ピーターソンのエレピが,静かな静かな“寒色系”の音世界を描き出し,そこへ“暖色系”のビビットな色彩が入 ...
[CDレヴュー] デヴィッド・サンボーン / クローズ・アップ
管理人は楽器はできないのだが,それでもどうしても手に入れたいものがあった。アルト・サックスのマウスピースで「デヴィッド・サンボーン・モデル」。確か2万円はしたはずだ。 無駄に2万円も使ったわけであるが,それでも今でも満足に思っている。あのデュコフ(DU ...