『HEART AND NUMBERS』の3曲目は【POOLS】(以下【プールズ】)。 『STEPS AHEAD』の【プールズ】の再演となるが,あちらのピアノは作者であるドン・グロルニックではなくイリアーヌ・イリアスなので,ドン・グロルニック版としては初 ...
[CDレヴュー] ドン・グロルニック・フィーチャリング・マイケル・ブレッカー / ハーツ・アンド・ナンバーズ / POINTING AT THE MOON
『HEART AND NUMBERS』の1曲目は【POINTING AT THE MOON】(以下【月を指して】)。 【月を指して】はゴキゲンなノリノリ・ナンバー。レゲエのリズムをンタンタと強調した部分とストリングスをかぶさる滑らかな部分と対比させた個 ...
[CDレヴュー] ドン・グロルニック・フィーチャリング・マイケル・ブレッカー / ハーツ・アンド・ナンバーズ
管理人のアイドルであるデヴィッド・サンボーンとマイケル・ブレッカーの両方に,愛され信頼された「超うらやましい男」。それがドン・グロルニックというピアニスト&キーボード・プレイヤーである。 う〜む。ちょっと紹介の言葉が違っていたかなぁ。ドン・グロルニッ ...
[CDレヴュー] ウィル&レインボー / オーヴァー・クリスタル・グリーン / DON'T LET ME BE LONELY TONIGHT
『OVER CRYSTAL GREEN』の5曲目は【DON’T LET ME BE LONELY TONIGHT】(以下【ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト】)。 ジェームス・テイラーの【ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト】 ...
[CDレヴュー] ウィル&レインボー / オーヴァー・クリスタル・グリーン / SEASCAPE
『OVER CRYSTAL GREEN』の3曲目は【SEASCAPE】(以下【シースケープ】)。 ボブ・バーグの訃報を聞いた後に,ボブ・バーグの遺作関連(本当は生前に発売済だった)で最初に聴いたのが【シースケープ】だったように思う。 今は亡きボブ・バー ...
[CDレヴュー] ウィル&レインボー / オーヴァー・クリスタル・グリーン / I'LL FLY AWAY
『OVER CRYSTAL GREEN』の2曲目は【I’LL FLY AWAY】(以下【アイル・フライ・アウェイ】)。 白眉のバラード・ナンバーである【アイル・フライ・アウェイ】の聴き所は,ランディ・ブレッカーのミュート・トランペットの名演にある。 テ ...
[CDレヴュー] ウィル&レインボー / オーヴァー・クリスタル・グリーン / A SONG FOR YOU
『OVER CRYSTAL GREEN』の1曲目は【A SONG FOR YOU】(以下【ソング・フォー・ユー】)。 レオン・ラッセルの永遠の名曲【ソング・フォー・ユー】のカヴァーのはずが,原曲のイメージはほとんど残されていない。管理人が初めて【ソング ...
[CDレヴュー] ウィル&レインボー / オーヴァー・クリスタル・グリーン
恥ずかしながらフュージョン黎明期の人気グループであった「ウィル&レインボー」のことを知ったのも,ウィル・ブールウェアのことを知ったのも,2005年以降のことである。 きっかけはリチャード・ボナ繋がりである。ウィル・ブールウェアの3枚のソロ・アルバム『 ...
[CDレヴュー] ウィル・リー / OH! / MY FUNNY VALENTINE
『OH!』の11曲目は【MY FUNNY VALENTINE】(以下【マイ・ファニー・ヴァレンタイン】)。 有名ジャズ・スタンダードの【マイ・ファニー・ヴァレンタイン】が素晴らしい。 チェット・ベイカーの退廃的な演奏とは真逆のアプローチで,原曲を崩すこ ...
[CDレヴュー] ウィル・リー / OH! / I CAME TO PLAY
『OH!』の8曲目は【I CAME TO PLAY】(以下【アイ・ケイム・トゥ・プレイ】)。 長年のウィル・リー・ファンがソロ・アルバムで期待していた演奏が実現したのが【アイ・ケイム・トゥ・プレイ】だろうと思う。 それくらいに,底抜けにハッピーでファン ...
[CDレヴュー] ウィル・リー / OH! / I KNOW TOO MUCH(ABOUT SADNESS)
『OH!』の4曲目は【I KNOW TOO MUCH(ABOUT SADNESS)】(以下【アイ・ノウ・トゥー・マッチ・アバウト・サッドネス】)。 ウィル・リーとは基本セッション・ベーシストなのだから【アイ・ノウ・トゥー・マッチ・アバウト・サッドネス】 ...
[CDレヴュー] ウィル・リー / OH! / GEORGY PORGY
『OH!』の2曲目は【GEORGY PORGY】(以下【ジョージー・ポージー】)。 『OH!』は全体的に「TOTO」を意識したアルバムだと思うのだが,そう思う理由は【ジョージー・ポージー】のカヴァーの存在が大きいと思う。 ウィル・リーの【ジョージー・ ...
[CDレヴュー] ウィル・リー / OH! / MARYANNE
『OH!』の1曲目は【MARYANNE】(以下【マリアン】)。 【マリアン】は,打ち込みによるループと乾いた生ドラムに,ウィル・リーの重厚なベースがグルーヴするメロウなAOR系。 ウィル・リーの溌剌とした「甘いヴォーカル」がメロウなサビによく合っていま ...
[CDレヴュー] ウィル・リー / OH!
「自分のしたいことと他人から求められることは違う」。ウィル・リーの『OH!』はそんなアルバムである。 世界的なセッション・ベーシストであるウィル・リーの“本気のベース・プレイ”を聴いてみたい! そう思って購入した『OH!』は,ベースは脇役に徹した完全 ...
[CDレヴュー] フューズ・ワン / フューズ / DOUBLE STEAL
『FUSE』の5曲目は【DOUBLE STEAL】(以下【ダブル・スチール】)。 【ダブル・スチール】は,ジェレミー・ウォールとロニー・フォスターとドン・グルーシンのキーボード3人衆に,タイトで切れ味鋭いのにロックしながら重厚に絡みつく鉄壁のリズム隊, ...
[CDレヴュー] フューズ・ワン / フューズ / WATERSIDE
『FUSE』の2曲目は【WATERSIDE】(以下【ウォーターサイド】)。 【ウォーターサイド】は,ジェレミー・ウォールがエレピで奏でる「哀愁の美メロ」がとにかく最高で“フュージョンてんこ盛り”な『FUSE』の清涼剤として,この曲の存在がアルバムの完成 ...
[CDレヴュー] フューズ・ワン / フューズ / GRAND PRIX
『FUSE』の1曲目は【GRAND PRIX】(以下【グランプリ】)。 ザ・スクェアの『TRUTH』が出る前は【グランプリ】と来れば『FUSE』の【グランプリ】だった。 『FUSE』の【グランプリ】は,イントロからの“匂わせ”スタンリー・クラークの「 ...
[CDレヴュー] ランディ・ブレッカー・ウィズ・マイケル・ブレッカー / サム・スカンク・ファンク-2
この記事は「スーパートリビア」の「グラミー賞 ジャズ部門」との連動記事です。 「スーパートリビア」の記事で記したように,CD購入済の「グラミー・受賞作」(または「グラミー・ノミネート作」)の“お祝いレビュー”(あるいは“残念レビュー”)をUPいたしま ...
第49回(2006年度)グラミー賞 ジャズ部門-NO.2
“音楽の祭典”2006年度のグラミー賞は,ディクシー・チックスが主要三部門を独占&計五部門を受賞したようですが,管理人的にはディクシー・チックスよりも“ジミに”技術部門のテクニカル賞を受賞したヤマハ! レコーディング用の各種機器の開発など長年の貢献が認 ...
[CDレヴュー] ランディ・ブレッカー・ウィズ・マイケル・ブレッカー / サム・スカンク・ファンク / FREEFALL
『SOME SKUNK FUNK』の8曲目は【FREEFALL】(以下【フリーフォール】)。 【フリーフォール】は『サム・スカンク・ファンク』唯一のジャズ・ナンバー! 「ブレッカー・ブラザーズ」にしては“超貴重”な4ビートでビッグ・バンドがスイングして ...
[CDレヴュー] ランディ・ブレッカー・ウィズ・マイケル・ブレッカー / サム・スカンク・ファンク / LET IT GO
『SOME SKUNK FUNK』の7曲目は【LET IT GO】(以下【レット・イット・ゴー】)。 【レット・イット・ゴー】は,元来“5管の分厚いアンサンブル”が聴き所であっただけに,少々のことでは驚かないと思っていたのだが…。 返り討ちの一発KO! ...
[CDレヴュー] ランディ・ブレッカー・ウィズ・マイケル・ブレッカー / サム・スカンク・ファンク / SHANGHIGH
『SOME SKUNK FUNK』の3曲目は【SHANGHIGH】(以下【シャンハイ】)。 【シャンハイ】は,WDRビッグ・バンドだからできた,ラテン・フルバン・ナンバー! いいや,正確には「ピーター・アースキンだからできた」の誤りである。 ドラマー ...
[CDレヴュー] ランディ・ブレッカー・ウィズ・マイケル・ブレッカー / サム・スカンク・ファンク / SPONGE
『SOME SKUNK FUNK』の2曲目は【SPONGE】(以下【スポンジ】)。 管理人にとって「ブレッカー・ブラザーズ」を聴く楽しみの1つが「隠れ」ギター! 「ブレッカー・ブラザーズ」の後ろで“実は凄い”エレキ・ギターが大活躍,というナンバーが大好 ...
[CDレヴュー] ランディ・ブレッカー・ウィズ・マイケル・ブレッカー / サム・スカンク・ファンク / SOME SKUNK FUNK
『SOME SKUNK FUNK』の1曲目は【SOME SKUNK FUNK】(以下【サム・スカンク・ファンク】)。 【サム・スカンク・ファンク】は“音の大洪水”! 使い古された言葉はどうかと思ったが,やっぱり“音の大洪水”以外の表現が見当たらない。 ...
[CDレヴュー] ランディ・ブレッカー・ウィズ・マイケル・ブレッカー / サム・スカンク・ファンク
ジャズ/フュージョン界にファミリー・バンド(兄弟バンド)は「あるにはある」が,その分母の大きさに対する分子の少なさに釈然としないものがある。 例えば,ニューオリンズのジャズ環境。ジャズ発祥の地=ニューオリンズは今日でも巷の隅々までジャズで溢れている。 ...