『STAR BRIGHT』の6曲目は【A VARIATION ON MONK】(以下【ア・ヴァリエーション・オン・モンク】)。 【ア・ヴァリエーション・オン・モンク】とはセロニアス・モンクと共演したかった,ディジー・リースの夢を叶えるドリーム・セッショ ...
[CDレヴュー] ディジー・リース / スター・ブライト / GROOVESVILLE
『STAR BRIGHT』の3曲目は【GROOVESVILLE】(以下【グルーヴスヴィル】)。 ウイントン・ケリーの可憐なイントロで幕を開ける【アイル・クローズ・マイ・アイズ】は,テーマらしいテーマがないまま,長尺のディジー・リースのトランペット・ソロ ...
[CDレヴュー] ディジー・リース / スター・ブライト / I'LL CLOSE MY EYES
『STAR BRIGHT』の2曲目は【I’LL CLOSE MY EYES】(以下【アイル・クローズ・マイ・アイズ】)。 ディジー・リースの【アイル・クローズ・マイ・アイズ】は,絶対的な名曲であり,絶対的な名演である。まずはそこをしっかりと押さえてから ...
[CDレヴュー] ディジー・リース / スター・ブライト / THE RAKE
『STAR BRIGHT』の1曲目は【THE RAKE】(以下【ザ・レイク】)。 【ザ・レイク】は,レナード・フェザーの原文ライナーに「ゆったりしたマイナーのテーマの5小節目には,ロリンズを思わせる唐突な16分音符が入り,8小節からなるパッセージ1つ1 ...
[CDレヴュー] ディジー・リース / スター・ブライト
なんだかんだ言われていてもトランペットはウイントン・マルサリスのような「正統派」で「本格派」が最高だと思っている管理人。 しかし,実際に愛聴しているトランペッターは,どちらかと言えば「くすみ色系」がズラリ。“帝王”マイルス・デイビスは別格として,特に大 ...
MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-28
《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。 『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...
MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-19
《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。 『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...
[CDレヴュー] リー・モーガン / ヒアズ・リー・モーガン / BESS
『HERE’S LEE MORGAN』の6曲目は【BESS】(以下【ベス】)。 【ベス】は,リー・モーガンの異色作である。とにかく楽しいハード・バップであり,軽快&快調な演奏が素晴らしい。 リー・モーガンのミュート・トランペットとクリフォード・ジョーダ ...
[CDレヴュー] リー・モーガン / ヒアズ・リー・モーガン / OFF SPRING
『HERE’S LEE MORGAN』の5曲目は【OFF SPRING】(以下【オフ・スプリング】)。 【オフ・スプリング】は,オーソドックスなバップ・チューン。ゆえにアドリブよりもアンサンブル重視のサイドメンの小技が楽しめる。 リー・モーガンとクリフ ...
[CDレヴュー] リー・モーガン / ヒアズ・リー・モーガン / RUNNING BROOK
『HERE’S LEE MORGAN』の4曲目は【RUNNING BROOK】(以下【ランニング・ブルック】)。 【ランニング・ブルック】は,ハード・バップ的なモードの香りが聴き所。“熱気”あふれる激しいハーモニーと,細かいフレーズをビシビシ決めながら ...
[CDレヴュー] リー・モーガン / ヒアズ・リー・モーガン / I 'M A FOOL TO WANT YOU
『HERE’S LEE MORGAN』の3曲目は【I’M A FOOL TO WANT YOU】(以下【アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー】)。 管理人は【アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー】を“世紀の名演”の類に入れたいと思っている。メン ...
[CDレヴュー] リー・モーガン / ヒアズ・リー・モーガン / MOGIE
『HERE’S LEE MORGAN』の2曲目は【MOGIE】(以下【モギー】)。 【モギー】には,まずジャズを愛することに取り組んだジャズメンの“魂”が宿っている。自分1人だけ先んじることもできるが,どこかで共演者の音とつながっている。全体との調和を ...
[CDレヴュー] リー・モーガン / ヒアズ・リー・モーガン / TERRIBLE “T”
『HERE’S LEE MORGAN』の1曲目は【TERRIBLE “T”】(以下【テリブル “T”】)。 【テリブル “T”】は,実に活きの良い,そしてバランスの良い演奏。“いい時代のジャズ”している! ポール・チェンバース〜アート・ブレイキー〜ウ ...
[CDレヴュー] リー・モーガン / ヒアズ・リー・モーガン
またしてもジャズ・ジャーナリズムへの苦言で申し訳ないが,サックス・シーンやピアノ・シーンでは,次世代のスターが“雨後の筍”のごとく登場している。 確かに騒がれるだけあって,皆,水準以上の実力者。“箸にも棒にも掛からない偽物だ〜”とか“金返せ〜”とかの“ ...
MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-8
《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。 『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーテ ...
[CDレヴュー] ウェス・モンゴメリー / ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウイントン・ケリー / WHAT'S NEW
『SMOKIN’ AT THE HALF NOTE』の5曲目は【WHAT’S NEW】(以下【ホワッツ・ニュー】)。 【ホワッツ・ニュー】の名演は多いが,そこは有名ボーカル・ナンバー! トランペット,サックス,ピアノの名演がずらりと並び,ギターものは蚊 ...
[CDレヴュー] ウェス・モンゴメリー / ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウイントン・ケリー / FOUR ON SIX
『SMOKIN’ AT THE HALF NOTE』の4曲目は【FOUR ON SIX】(以下【フォー・オン・シックス】)。 【フォー・オン・シックス】は,軽快なリズムに乗せて耳馴染みのテーマが延々と変化を見せるナンバー。ついつい乗せられて,楽しくなっ ...
[CDレヴュー] ウェス・モンゴメリー / ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウイントン・ケリー / UNIT 7
『SMOKIN’ AT THE HALF NOTE』の3曲目は【UNIT 7】(以下【ユニット・セヴン】)。 【ユニット・セヴン】の“キレ”と“ノリ”は「特A級」の感動品! ウェス・モンゴメリーのオクターブ奏法が,一人カウンターの一人ユニゾン! そこへ ...
[CDレヴュー] ウェス・モンゴメリー / ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウイントン・ケリー / IF YOU COULD SEE ME NOW
『SMOKIN’ AT THE HALF NOTE』の2曲目は【IF YOU COULD SEE ME NOW】(以下【イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ】)。 【イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ】は,極上バラード! このロマンティックなメロディ ...
[CDレヴュー] ウェス・モンゴメリー / ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウイントン・ケリー / NO BLUES
『SMOKIN’ AT THE HALF NOTE』の1曲目は【NO BLUES】(以下【ノー・ブルース】)。 【ノー・ブルース】こそ,ジャズ・ギターの金字塔! このトラックを聴いてジャズ・ギターに目覚めた人もいれば「もう手が出ない,自分には無理だ」と ...
[CDレヴュー] ウェス・モンゴメリー / ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウイントン・ケリー
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(映画)の中で,主人公がエレキ・ギターをライトハンドかなんかで弾き鳴らし,きょとんとした聴衆の反応に「まだ早かったか」みたいなヒトコマがある(あるはずでは? 映画は詳しくないので間違っていたら読み流してくださいね)。 ...
[CDレヴュー] ジョニー・グリフィン / ザ・リトル・ジャイアント / VENUS AND THE MOON
『THE LITTLE GIANT』の6曲目は【VENUS AND THE MOON】(以下【ヴィーナスと月】)。 このトラックは【ヴィーナスと月】とは名ばかりの“真昼の”一大セッションである。分厚いハーモニーと跳ねるビートが火花を散らしている→花火→ ...
[CDレヴュー] ジョニー・グリフィン / ザ・リトル・ジャイアント / PLAYMATES
『THE LITTLE GIANT』の5曲目は【PLAYMATES】(以下【プレイメイツ】)。 【プレイメイツ】と聞けば,某男性誌の“爽やかお色気”を連想してしまうが,このトラックも基本線同様の畑違い? そう。ジョニー・グリフィンと演奏仲間の“明るく爽 ...
[CDレヴュー] ジョニー・グリフィン / ザ・リトル・ジャイアント / 63RD STREET THEME
『THE LITTLE GIANT』の4曲目は【63RD STREET THEME】(以下【63丁目のテーマ】)。 チャーリー・パーカー&バド・パウエルの名演で知られる【52丁目のテーマ】とは“似ても似つかぬ”【63丁目のテーマ】。 高速アドリブで全速 ...
[CDレヴュー] ジョニー・グリフィン / ザ・リトル・ジャイアント / LONLY ONE
『THE LITTLE GIANT』の3曲目は【LONLY ONE】(以下【ロンリー・ワン】)。 【ロンリー・ワン】は『THE LITTLE GIANT』唯一のワン・ホーン&テナー・トリオ。そこへ持ってきてこの楽曲だ。このトラックだけが明らかに異質であ ...
[CDレヴュー] ジョニー・グリフィン / ザ・リトル・ジャイアント / THE MESSAGE
『THE LITTLE GIANT』の2曲目は【THE MESSAGE】(以下【ザ・メッセージ】)。 いや〜,名演です。この音! 音! 【ザ・メッセージ】には“ハードバップ”とか“ファンキー”と呼ばれた,ジャズに一番勢いがあった“時代の熱気”が見事に収 ...
[CDレヴュー] ジョニー・グリフィン / ザ・リトル・ジャイアント / OLIVE REFRACTIONS
『THE LITTLE GIANT』の1曲目は【OLIVE REFRACTIONS】(以下【オリーブ・リフラクションズ】)。 【オリーブ・リフラクションズ】こそがセクステットの魅力満開! ジョニー・グリフィンの出来についてはソロはもとより全員で奏でるテ ...
[CDレヴュー] ジョニー・グリフィン / ザ・リトル・ジャイアント
ソロ・ピアノに始まって,デュオ,トリオ…。 ジャズは大編成ものより小編成ものの人気が高い。それはジャズメン各人の自由度が高く,より個性を発揮しやすいからなのだろう。 しかし,真に味あるジャズメンであれば,たとえ大編成の中で演奏したとしても,決して埋没 ...
JAZZ PIANO BEST SELECTION TOP31-6
《 ジャズにおいてピアノを究めた者はいまだかつて現れていない。 トランペットはマイルス・デイビスによって,アルト・サックスはチャーリー・パーカーによって,テナー・サックスはジョン・コルトレーンによって,それぞれ究められてしまった。 最大音域の自由と平 ...
JAZZ PIANO BEST SELECTION TOP31-4
《 ジャズにおいてピアノを究めた者はいまだかつて現れていない。 トランペットはマイルス・デイビスによって,アルト・サックスはチャーリー・パーカーによって,テナー・サックスはジョン・コルトレーンによって,それぞれ究められてしまった。 最大音域の自由と平 ...